8月9日(火)初孫が生まれて祖父さんになり空海の書の番組に感銘を受ける
8日の夜、はじめての孫が生まれて、祖父さんになる。男の子。予定日から2週間が経っていたので、一安心。
ヒルズには行かずに、家で仕事。新潮新書の『創価学会』の完全版を出そうと、追加の章を書いてみる。前に別冊宝島に書いたものをもとに、作業を進めたが、最後の結論的な部分があまり面白くない。もう少しポジティブな書き方をしないといけないと反省し、内容を再考するが、書きなおすまでには至らなかった。それは明日。
夜、録画していたNHKBSの空海の2回目を見る。1回目はあまり面白くはなかったが、2回目はうってかわって面白い。空海の書に焦点を合わせ、しかも、現代の書家に実際に空海の真似をさせたところが成功している。普段お目にかかれないものも見られたし、これは永久保存版かもしれない。ただ、空海の書をとらえる視点は、別の書家が書いた本を下敷きにしているようにも思えた。その点はどうだろうか。
1回目が面白くなかったのは、東寺の立体曼陀羅の仏像の憤怒相に着目し、なぜ怒れる仏像が生まれたのかを追うという構成になってはいたが、夢枕獏の分析も甘く、しかも、すでに奈良時代から、怒れる仏像はあったので、ポイントがずれてしまう。仏師も、私がまったくかっていない現代仏師が登場したので、それも興ざめ。ドラマ部分も、役者に迫力がなく、これも失敗。それにしても、夢枕氏に元気がないのが気になった。
ところで、空海の書だけを集めた展覧会をどこかでやってくれないだろうか。
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