10月7日(金)「エイリアン」は法と罰を描いたユダヤ・キリスト教映画であることがわかり山種美術館で歌舞伎座の名画を鑑賞する
午前10時の映画祭は「エイリアン」。以前に見たことがあるが、改めて見直してみると、強烈なユダヤ・キリスト教映画に思える。まず、規範ということが重要な意味をもっていて、それは宇宙船の乗務員を強く拘束するものになっている。ところが、温情によって、実は意図的な策略によって、その規律が破られる。すると、エイリアンが宇宙船のなかに侵入し、悪魔のように暴れる。まさに、規律を犯したことの罰を与えられるのだ。こうした発想は、日本人にはまったくないもの。そして、リプリーの叫びは、「マザー」。これは、神の象徴のようなもので、超越的な存在に救いを求めているという構図になる。法と罰、そして救済。この映画は、宗教映画と言ってもいい。
昼食後、山種美術館へ。歌舞伎座が所有する日本人画家の作品が展示されている。これまであまり歌舞伎座の絵を気にしてはいなかったが、いくつか見たことのあるものが出ている。とくに多いのが、戦後歌舞伎座が復興されたときと、歌舞伎座100年を記念して寄贈された絵が目立つ。特別室や貴賓室に飾られているものは、一般の観客にはこれまで見ることができなかった。
山種から歩いて渋谷へ。渋谷でいくつか買い物をするが、休もうとしても適当な喫茶店がない。町に来ている人間の層からすれば、それも仕方がないが、道玄坂の途中にある喫茶店らしきものは、ちょっと雰囲気が怪しかった。というわけで、経堂に戻るまでほとんど座れないまま。疲れた。
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毎回理屈っぽく映画を見過ぎだと思います。
Posted by: OM | October 07, 2011 at 11:01 PM