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October 2011

October 31, 2011

10月30日(日)東大理学部の公開講演会でまるでジョブズのような早野さんの講演を聴く

早野龍五さんが講演をするというので、東大理学部の公開講演会「理学が拓く未来」を聴講に出かける。千代田線で行き、根津の方から向かったが、ちょっと東大というのは要塞のような建物になっている気がした。弥生門から入るべきだったかもしれないが、けっきょく正門から入る。

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会場は安田講堂。安田講堂が本来の目的でつかわれるのを体験するのは2度目。私が学生のころは物置になっていた。700人が定員で、予想していたように400人くらい入っていた感じ。年配者が多い。コンサートの途中から入る。

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早野さんの話は「反物質」。こんなテーマでの講演を聴くのは初めて。早野さんとは雑談はしたことがあるが、こういう本格的な専門の話を聞く機会は少ない。文系の人間にはわかったようでわからない話だが、物質を巡る世界観が根本的に刷新されるのかどうか、素粒子物理学の世界はそちらに向かってずっと進んできた気がする。講演が終わってから、ご本人に、こうした研究をしている海外の人の宗教観との兼ね合いを聴いてみたが、そこには日本人とは違うものの見方が働いているようだ。

日本人は、創造神を想定しないので、宇宙の始まりがビッグバンだろうとなんだろうと気にしないし、神の創造にあずからないものを人間が作り出してもさして気にしないが、キリスト教圏ではそうはいかない。これは、生命倫理の研究会に通っていたときにも感じたことで、日本人は非常に自由だともいえる。となると、なぜ自由なはずの日本で自然科学が当初発達しなかったのか。かえって、信仰という壁のある欧米の方が発達したのは、その壁ゆえなのだろうか。そうしたことを考えさせる講演だった。

早野さんの講演はわかりやすいし、スライドも実に使い方がうまい。次の塚谷さんも、話はわかりやすいし、スライドはきれい。ここまでできるのなら、スライドを使ってみるかという気にもなったが、二人は特に上手なのだろう。早野さんの場合には、まるでジョブズみたいだった(後から知ったがやはりそうらしい)。

最後のシンポ、理科系の研究者の窮状を救え的な内容ではあるが、文化系からすると理科系ははるかに恵まれていると感じられた。少なくとも、文系には、税金で研究をさせてもらっているという意識はない。それも、お金がめぐってこないから。やはり理系と文系は違うと感じた。

October 30, 2011

10月29日(土)身延から戻り農大の収穫祭へ行く

下部温泉で目覚め、朝温泉にまた入り、朝食をとる。福神研の渋沢さんが車で八王子まで帰られるということで、同乗させてもらう。9時20分くらいに宿を出発し、八王子へ。途中、談合坂のインターで、スターバックスがあり、そこで休憩をとったりしたので、八王子には12時半頃着く。昼食をとり、自宅へ戻る。


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ちょうど、東京農大の収穫祭が開かれているので、そちらへ出かける。これまで近くに住んできたのに一度も行ったことがなかった。大変な人出。

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さすが農業大学だけに、そのカラーが全体に強い。模擬店にしても、農業関係のつながりが大きくものをいっているようだ。もう一つの発見は、大学の建物から経堂の街がよく見えるということ。あたりにさほど高い建物がないので、5階からでもかなり眺望がきく。
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10月28日(金)日蓮宗教学研究発表大会での講演は中止になるもなぜか会場へ行く

早朝から新宿へ出て、高速バスで身延山へ向かう。身延山大学で開かれる日蓮宗教学研究発表大会の特別部会で「震災と宗教思想」と題して、講演をすることになっていた。ところが、寸前に横やりが入り、私の講演が中止になった。しかし、行った方がいいという声があり、それで身延山へ向かった。

こちらとしては何の責任もなく、一方的な中止はあまりにもひどいことだが、関係者一同がみな、あまりに馬鹿げたことだというし、いったい誰の責任を追及していいのかがはっきりせず、とりあえずこちらとしては当座は「スルー」することにした。私はこんなことでは全く腹も立たないが、腹を立てるのも馬鹿げたことに思える。決着は遠からずどっかでつくことになるだろう。

というわけで、同じ部会の都守基一さんと花野充道さんの講演を聴き、花野さんが私に対する批判を少し述べたので、終わりの質疑の時間にその部分だけに関して意見を述べる。

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終わってから、近くにある高木豊先生の墓に参る。もう13回忌とのこと。奥様も最近亡くなられたらしい。前に訪れたときにはできていなかった久遠寺の五重塔を見て、下部ホテルへ。発表大会の懇親会にも出る。そこでも、なぜか挨拶をさせられる。懇親会後近くにのみに行くが、そこは前に身延山に来た時にやはり立ち寄ったステーキ店。今回はおなかもいっぱいだったので、ワインを飲んだだけ。温泉に入って寝る。

October 27, 2011

10月27日(木)連載原稿2つを仕上げ新聞で読んだ「間が持てない」のコラムの記事から考える

家で仕事。月末は連載の仕事を仕上げないといけない。一つは『一個人』の神道の連載。9枚のうち6枚描いていたので、後半の締めの部分を書く。今回は神社建築の起源について考えてみたが、けっきょく最初の神社建築は何かまでは明らかにできなかった。これは今後の研究課題になる。

もう一つは『本の時間』の日本人のしきたりについての原稿。今回は、遺言書の3回目。今、遺言書を書くという行為にどういった意味があるかを、温泉での遺言ツアーとからめた書く。温泉に行って専門家の指導を受けながら遺言書を書くというツアーが実際にある。

今日の『朝日新聞』株価の欄に面白いコラムが載っていた。間が持てないがテーマ。昔の企業を扱ったアメリカのテレビドラマで、登場人物たちが盛んに煙草を吸っているのを、間が持てないからだととらえ、では現代ではどうかと問うもの。現代では携帯電話や携帯のゲームが、間が持てないときの時間つぶしに使われているのではないかという。たしかにそうだと思った。

コラムはそこまでだが、いろいろなことをそこから思った。一つは、最近女性が多く働くようになったと、通勤電車に乗りながら考えることがある。通勤という行為は、女性の文化ではまだまだ新しいもの。そこで社内では間が持てなくなり、携帯などに手を伸ばす。スマートフォンという、昔だったら男性しか飛びつかないものが女性に人気なのもそのせいだろう。

それからもう一つは、年配になるとそうしたことをしなくなるということ。ということは、年齢を重ねることで間が持てないということがなくなるのではないか。ただ電車に座っていても、いろいろ思い出したり、考えたりと、それだけでけっこう時間がつぶせる。間が持てないのは、あるいは経験が少ないのかもしれない。電車のなかで若い人がよく寝ているのも、この間が持てないということと関係する。

この問題、いろいろ考えるともっと出てきそうだ。

October 26, 2011

10月26日(水)「法然と親鸞 ゆかりの名宝」を見に行き展示ボードの字の間違いを指摘する

朝から、鶯谷へ向かう。国立博物館での「法然と親鸞 ゆかりの名宝」を見に行く。予想されたことだが、かなりすいている。しかも、観覧者はお年寄りが多い。若い人がいないのが特徴的。

先日、京都の方で、法然展も見たし、親鸞展も見ている。また、西本願寺展なども行っているので、それほど目新しいものはない。どちらの宗派でも、仏像がそれほど重要ではないので、その分地味になる。仏画も、祖師や高弟の肖像画なので、あまり面白いとは言えない。あとは、絵伝。これは、面白いところもあるが、芸術的な価値ということになるとそれほどでもない。全体にどういった方針で展示を組み立てるのかがわかりにくい。

何より、案内が不親切。しかもボードなどで誤字が多い。すでに訂正がなされているが、新たにそれを見つけた。恵信尼が恵心尼になっていたので、係の人に教える。それよりも、いったいなぜこうした展示物が出ているのか、聖徳太子関係のものなど、一般の人にはまるで分らないだろう。善光寺もそう。西本願寺所蔵の36人家集にしても、どうしてこれが展示されているか、図録の各作品の解説を見ないとわからない。ということは、観覧者のほとんどは、親鸞との関連性がわからないまま、見終わることになる。イヤホンガイドにはあるのだろうか。とにかく、案内が不親切で、国博にはいつもこれが目立つ。

法隆寺館に聖徳太子の絵伝が出ていたので、それを見て、それからヒルズへ。打ち合わせが2件あり、それだけで1時間半かかった。

10月25日(火)なぜフリーズドライ葬が実現しないのかスウェーデン固有の宗教事情が邪魔しているらしい

家で朝から仕事。『一個人』の連載の原稿を書く。神社建築の起源を考えてみるが、これがよくわからない。みな、曖昧な書き方しかしておらず、資料にあたってもはっきりしない。そこらあたりを含めて書き進めていく。

昼からは、葬送基本法懇談会。これで2回目。今回は、座長の山折さんが欠席なので、私が代理をつとめる。主なところは、委員の中村裕二さんがスウェーデンまで行き、プロメッション(フルーズドライ葬)の調査をした報告。これまで、この新しい葬法についてはニュースなどでも伝えられてきたが、なかなか実現に至っていない。なぜそうなのか、そのあたりのことがよくわかった。

そもそも、プロメッションを行うプロメッサ社は開発者の夫婦二人という弱小企業。おまけに、スウェーデンは、ゆりかごから墓場までの福祉国家で、文字通り、住人は生まれたときからどの墓場に入るかが決まっている。それを管理するのが地域の教会で、住民はその教会に教会税を支払っている。一応最近信教の自由が認められるようになり、教会税を支払わなくてもよくはなったが、その代わりに、埋葬税は支払わなければならない。行ってみれば、日本の江戸時代の寺請制度が存続しているようなもの。そのなかに、新しい葬法を割り込ませるのは至難の技。なるほど事態が進まないのはよくわかった。あわせて、スウェーデンの宗教事情もわかり、勉強になった。

一方で、国会の方では、葬送基本法を実現させるための議員連盟が作られる動きが進んでいるらしい。現実の方は確実に進行しているようで、それに対する対応が急がれる状況になってきた。

October 25, 2011

10月24日(月)日蓮宗を書き終え経堂のこれからの変貌について考える

一日家で仕事をする。仏教宗派の日蓮宗を書くことが中心。ほかに生まれ順の携帯サイト用コラムを書く。

日蓮宗については、一応日蓮の遺文を読む中で学んでいるので、新たに資料を集める必要もなかった。日蓮の生涯と教団の歩みを近代まで追ってみた。これで、主な8宗派が終わった。後は、取り上げなかったいくつかの小宗派について、葬式仏教と宗派の関係について、それに新宗教との関連について書くことになる。これは、最後の章にまとめることになるだろう。

夕方、コルティの三省堂に行く。本をいろいろ見てみるが、どうしても欲しいというものはなかった。買おうかどうか少し迷うものはある。けっきょく、何も買わずに帰る。

駅の南口、交番の南側にマクドナルドの店ができつつある。11月1日オープンということで、工事もだいぶ進んでいる。ここには、コルティに入った医療機関が何軒かあったが、問題は、一時OXストアーが入っていた建物。これも何かに流用されるのだと思うが、今のところ工事は進められていない。マクドナルドがオープンしたらはじまるのだろうか。経堂もどんどん変わりつつある。

October 24, 2011

10月23日(日)「シザーハンズ」と「南極大陸」を見た日曜日

午前10時の映画祭は、「シザーハンズ」。六本木ヒルズのシネマは、今、東京国際映画祭なので、いつもとは雰囲気が違う。「シザーハンズ」は、見たことがなかった。ティム・バートンとジョニー・デップは、現代の名コンビということになるのだろう。今見ると、時代の雰囲気が90年ころと今では違うということがわかる。内容的には面白いが、最後の方の展開がちょっと乱暴かもしれない。

麻布十番の蕎麦屋で昼食をとり、たいやきを一口食べて、光ヶ丘の実家へ久しぶりに寄る。テレビがついていて、先週の日曜日にやっていた「南極大陸」のドラマがかかっていて、けっきょくそれを全部みてしまった。かなり力を入れて作っているのがわかるし、宗谷は本物なので、懐かしくもある。あの時代に南極に行くということがいかに大変なのか。準備の過程が本当なのかどうかは知らないが、今ならちょっとできないような無理を通している。主題歌を中島みゆきにしてしまうのは、これはいかがなものか。

October 22, 2011

10月21日(金)南座と御園座に行ったので一日で大阪、京都、名古屋、東京にいたことになった

昨日東京に日帰りしてもよかったが、ちょうど京都の南座で法然の登場する歌舞伎をやっているので、泊まってそれを見に行くことにした。となると、名古屋の御園座の顔見世も気になり、そちらにも寄ることにした。

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朝、ホテルからシャトルバスで大阪へ行き、阪急で河原町へ。10月歌舞伎の昼の部を見る。年末の顔見世の南座ははなやかだが、今回は、浄土宗がバックにあるとはいえ、俳優は実質6人。しかも、藤十郎、翫雀、壱太郎の三代に、橋之助、男女蔵、鶴亀というどちらかと言えば、地味なメンバー。これで公演を打ってしまうのは、ある意味すごい。

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橋之助の「矢の根」は、姿はいいが、声がもう一つ通らない。そもそも、歌舞伎18番のなかでも決して面白い演目ではない。ただ、最後の大根を背負った馬の登場では場内がわいていた。次が、法然の登場する「墨染念仏聖」。800年遠忌の関連で、藤十郎は「法然上人をたたえる会」の会長だとのこと。そんな会があるのを知らなかったが、裏千家の家元や山折さんも会員のようだ。そういえば、山折さん、震災の日に、浄土宗の門跡と対談していたと言っていた。

形式は舞踊劇で、「熊谷陣屋」が織り込んである。構成演出が花柳寿輔。壱太郎の式子内親王の部分が一番見せる。ここがもっとも舞踊劇らしいところだからだが、もっと舞踊劇に徹した方がいい。最後が、翫雀壱太郎親子の「連獅子」。翫雀、こういうのが苦手のように見えた。そこがちょっと物足らないが、場内は満足して終了。

その足で、京都駅へ行き、新幹線で名古屋へ。京都も名古屋も観光客でごったがえしている。季節だからだろうが、日本は景気がいいという感じになる。地下鉄で御園座へ行くが、名古屋駅で間違えた方向に行き、面倒なことになった。新しい地下鉄ができたからだろうか。

御園座の方は、経営不振が伝えられているものの、売店もたくさんあり、南座よりはるかに華やいでいる。「角力場」は、又五郎の襲名の演目。まだ、足にギブスがあるが、動きはよくなっている。吉右衛門の濡髪、芝居として心理的な部分が薄いので、さすがの吉右衛門もいつものさえがない。

次が三津五郎と海老蔵の「棒しばり」。この二人がやると、うまいし、楽しい。

最後が、團十郎の「助六」。先月から体調が心配で、今月はどうかと思ったが、やはり声がうまくはれない。体の動き自体はそれほど悪くはないと思うが、やはり不安だ。海老蔵の口上は、わかりやすくて、こういうのは初めて聞く。福助の揚巻が、これまでとはかなり違うように思った。芝翫が亡くなり、その重しがなくなったせいだろうか。自分のやりたいようになっているという感じがする。芝雀の白玉も安心して聞けるし、海老蔵の福山かつぎも予想通り、すっきりと江戸前。三津五郎のかんぺらなどもいい。華やかな舞台だが、問題は團十郎。

終わったのが9時ちょっと前で、そのままタクシーで名古屋駅へ。新幹線に飛び乗って、11時前に品川。これで、一日に、大阪、京都、名古屋、東京にいたことになった。こんなのは初めてだし、南座と御園座を一日で見たのも初めてだ。


10月20日(木)大阪狭山市の熟年大学で「葬式は、要らない!?」の講演をしたら『葬式は、要らない』の本が増刷になる

朝から大阪へ。大阪狭山市の熟年大学で講演をするため。新幹線で向かう。新大阪駅で降りて、なんばに行く。途中でICカードを買おうと思ったが、市営地下鉄でも南海でも売っていない。JRでないとだめらしいが、よくわからない。

とりあえず、大阪狭山市駅に着き、担当の人に迎えに来てもらう。会場は駅のすぐ近く、富田林が近いので、例のPLの塔が見える。どの程度の聴衆があるか事前に聞いていなかったが、500人も来ると聞いて驚く。テーマは、「葬式は、要らない!?」で、相手が60歳以上の高齢者ばかりなので、楽しく葬式や墓、死のことについて語る。どちらかというと、爆笑講演会になった。

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終わってから、なんばへ出て、宿泊先の帝国ホテル大阪へ。先日も宿泊したが、6時チェックイン、9時チェックアウトだと、朝食がついてもかなり安い。その分、夕食は「レ・セゾン」へ行ってみる。宿泊者専用の割安のコースがあるが、それがかなりおいしかった。甘鯛のグラタン仕立て、岩のりがねりこんであるパンがつく。その取り合わせが秀逸。東京のフランス人シェフが考えたらしい。これは東京にもいかなければと思う。

メールで連絡があり、幻冬舎新書の『葬式は、要らない』が久しぶりに増刷になるとのこと。講演会でも宣伝したのでちょうどいい。


October 19, 2011

10月19日(水)この季節に病院に行くと入院していた時のことを思い出す

朝家で仕事を少ししてから、ヒルズへ。打ち合わせが一件あった。

そのあと、小幡さんと昼食をとるが、昼間になってかえって気温が下がったような気がした。その後、2時間ほど仕事をして、関東中央病院へ行く。この季節に病院に行くと、8年前に入院していた時のことを思い出す。それが季節というものだろう。病院ではいつものように1時間ほど待たされた。甲状腺、プロパジールを減らしても、機能が安定しているので、また一錠減り、一日一錠になった。この分だと、もういらなくなるかもしれない。ただ、心房細動とかあるので、ワーファリンとかはやめられないだろう。依然納豆が食べられない。

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病院からの帰り、いつもとは違って、農大の方から帰る。こちらの方が道はまっすぐだが、学生の列にはぶつかる。


10月18日(火)曹洞宗について書き『「世界史の構造」を読む』を読む

一日家で仕事。仏教宗派の曹洞宗について書く。臨済宗もそうだが、宗祖の生涯が地味で劇的な要素が欠けるところが書きにくい。だが、曹洞宗の場合には、葬式仏教の元祖で、しかもおそらく日本の宗派の中で一番規模が大きい。なぜ禅の道場が大教団に発展したのか、その謎解きをする形で書いていくと、まとまるし、おもしろい。書いていても、筋が通っていて楽しかった。

ここまで、南都六宗からはじめて、天台、真言、浄土、浄土真宗、臨済、曹洞と書き進めてきたが、ジグゾーパズルが埋まっていくような思いがする。それぞれの宗派には個性があるし、また相互の、かなり複雑な関係がある。それを追っていくと、日本における仏教の歴史がこれまでとは少し違った形で見えてくる。そこが、興味深いところだ。

夕方、文教堂に行く。前の日は三省堂の方に行った。岩波文庫を今日は2冊買う。バルガス・リョサの小説と、和辻哲郎の『日本倫理思想史』。こういう本は、やはり岩波文庫でしか出ない。

それから、柄谷行人さんの『「世界史の構造」を読む』が送られてきたので、それを読む。そのなかの一篇で、私の対話に加わっているが、柄谷さんが新たに書き加えたというか、おそらくは語ったのだろうが、その部分、150枚を読む。これが実にわかりやすい。なるほどそういうことかと思ったが、経済の流れのところは水野和夫さんと認識が同じになっている。水野さんとの対話が含まれていれば、本としてはもっとよかったかもしれない。

October 17, 2011

10月17日(月)いろいろと細かい用事をすませ『神も仏も』のあとがきを書き仏教宗派は曹洞宗に入る

週のはじめ月曜日ということで、いろいろ細かい仕事をする。メールを何本か送って、本の目次を考え、12月に出る『神も仏も これでわかる日本人の信仰』のあとがきを書いてみる。これで、午前中が終了する。

昼食は、寿矢で海鮮丼を食べる。今日は2階での営業だったが、次々と客が押しかけてきて、混乱状態に。小さな店は一度に客が来ると、みなこういう状態になる。店主はあやまっていたが、これは仕方がないだろう。

午後は、仏教宗派、曹洞宗に入る。禅宗は、とらえどころがないので意外と書きにくい。ただ曹洞宗は、日本で一番規模の大きな宗派、その寺の数は、コンビニで一番多いセブンイレブンにまさる。そんなことも入れながら、最初の部分を書く。

夕方は、コルティーの本屋へ。岩波文庫からフォークナーの『アブサロム・アブサロム』の新訳が出ていた。前に出ていた『市川新之助論』に増補した『市川海老蔵』という本も買う。いそいで読むものではないが、きれいなうちにかっておかないとこういうのはいけない。

10月15・16日(土日)カルチャーセンターで講座をもったり「E.T.」を見たり阪急メンズへ行ったり

土曜日は、午後、町田のNHKカルチャーセンターで「逃げない生き方」の講義。このセンター、震災で前あった建物が使えなくなり、4月に予定されていた私の講座も流れた。移転し、今月オープンしたてということだが、かなり広くて、教室の数も多い。受講生も教室にいっぱいで、一時は受講生集めに苦労していたカルチャーもしだいに持ち直しているようだ。レジュメを用意したものの、まったくそれにふれずに話が終わってしまった。

講座に来ていた編集者と話をした後、代々木上原へ。オーラルでその文章をまとめていた丹羽さんを偲ぶ会。震災の前日、3月10日に亡くなられたとのこと。私は、安全安心のプロジェクトのときお世話になった。ご家族を含め、ゆかりの人々が集まった。御厨さんと同い年だったということだから、かなり若い。

日曜日は、午前10時の映画祭「E.T.」を見る。子どもも見られる内容なので、日曜日になったが、スクリーン2けっこうたくさん人が入っていた。実はこの映画、はじめてみる。スピルバーグのパターンは一つなので、大ヒットしていたときには見る必要もないかと見なかったように記憶している。予想された通りの内容で、本当に誰もが楽しめる娯楽作品という感じ。

そのあと、ヒルズで少し仕事をして、銀座へ。新しくオープンした阪急のメンズ館に行ってみる。全体をまわったが、若い人をターゲットにしているようで、私の世代にはまったく不向き。遊べるような部分もあまりない。何も買わず、ソニー・プラザへ。タブレットのPタイプをいじらせてもらう。2画面になっているのは悪くないかもしれない。

October 14, 2011

10月14日(金)「キャリー」はどうかと思ったが根津美術館の「春日の風景」には大いに感動する

午前10時の映画祭は「キャリー」。これは見たことがなかった。ホラーということだが、宗教映画なのか、青春ものなのか、それともホラーなのか、的が絞れていない気がした。近くのアメリカ人の一行は、ずっと笑っているし、連れ合いは主人公の悲運に涙しているし、観客によっていろいろ楽しめるとも言えるので、その点では不思議な映画だ。若き日のトラボルタが出ていた。

ヒルズで仕事をして、仏教宗派の臨済宗の章を完成させる。あとは、曹洞宗と、おなじみの日蓮宗になる。融通念仏宗と時宗も何らかの形で扱わないといけない。最後だろうか。

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ヒルズからちいばすで、根津美術館へ。期待の「春日の風景」。根津美術館所蔵のものを中心に「春日宮曼荼羅」のオンパレード。最近、春日宮曼荼羅について調べていたこともあって、とても楽しめた。貴族が、春日社へ参詣する代わりに、京都の邸宅で拝んでいたというものだが、一体構図をどうするか、模索が続いたあとがたどれた。手前に、春日社と一体の関係にあった興福寺があり、その上に春日社が描かれ、さらには御蓋山が描かれるというのが基本的な構図だ。それでも、興福寺が手前にあるために、本地仏を手前に描くものもあったりして、そうなるとどうも落ち着きが悪い。やはり理想の構図というものがあり、それができると、掲げていてとても心が落ち着いたのではないだろうか。展示の仕方としては、最初に興福寺と春日社の関係を説明し、本地垂迹説にもふれたほうが親切。現在の展示の仕方だと、宮曼荼羅の意味が分かりにくい。おそらく、この展覧会に感動する人は少ないだろうが、とても素晴らしいものだということをわかってほしい気がする。

終わってから、前に行った表参道の中国茶の店による。この店、高いが、中国茶は何杯も飲める。根津に行った後には最適な雰囲気。紀伊国屋で買い物をして帰る。


October 13, 2011

10月13日(木)国立劇場菊五郎劇団の「開幕驚奇復讐譚」は予想以上に見せてくれる

朝は家で仕事。臨済宗の章が、終わり近くまでいったが、完成しなかった。

昼前に半蔵門へ向かう。国立劇場の開場45周年の幕開けになる歌舞伎「開幕驚奇復讐譚」を見に行く。前から2列目だったので、舞台上がよく見えた。

見る前から知っていたことは、菊五郎菊之助親子の両宙乗りがあることくらい。それに、作品も滝沢馬琴のものをはじめて歌舞伎化したのだから、内容を知りようもない。その点で、今回は復活狂言とは言えないが、馬琴の世界を再現するという意味では、それに近いのかもしれない。

上演されたものの、その後途絶えた作品は、やはり内容に難があることが多いが、今回はそうではない。そのせいもあるのだろう、全体にはかなり楽しめた。両宙乗り以外にも斬新な工夫やら、どうかと思う趣向もあり、飽きさせない。とくに世話になったところは、かなり見せた。あるいは、もう少し練り直して、ほかの演目の演出をそのまま取り入れたようなところが改善されると、けっこういいものになるのではないだろうか。役者としては、梅枝が相当に活躍している。筋書きに書かれたあらすじが改訂されているのも興味深い。

終わってから新宿へ出て、買い物をする。ビッグカメラで、ソニーのパッドをためしてみたが、ネットが遅い気がした。そのあと、iPad2を使ってみると、こちらが断然早い。パッド選びも難しい。

10月12日(水)はまった本の取材を受ける

今日は血液検査があるので、朝食をとらないまま、とりあえず仕事をする。原稿の校正をして、それを送り、臨済宗の章の続きを書く。それから、関東中央病院まで自転車で行く。はじめて診察券を忘れた。それでも保険証はあるので、問題はなし。それほど混雑もしていなかった。

家に戻り、そこで朝食をとり、それから仕事を再開する。臨済宗の続き。これまで臨済宗についてまとめて考えたことがなかったが、それなりに興味深いことが出てくる。ほかの宗派と比較した場合、宗祖の重要性が低いこと、それぞれの派の独立性が強いことなどが特徴になっている。密教や浄土教信仰とは異なり、禅が庶民まで巻き込んで流行することがなかったということも、この宗派独特のことだろう。

午後には取材が一本。本にはまって、それで大変なことになった的な取材。何の本がいいかと考えたが、『ガラスの仮面』に落ち着く。漫画はあまり読んだことがなく、この作品は珍しく読んだものになる。演劇について教えられたという点で、私の人生にも重要なものだった。その影響で、いかに演劇にはまったかをしゃべる。

娘の誕生日で、夜は家庭内パーティー。

October 12, 2011

10月11日(火)幸福の科学がやってきて議論になるがその内容は昔と変わらなかった

午前中は家で仕事。久しぶりに日蓮の小説をまとめて書く。もう一節書くと、4番目のまとまりができあがる。その一節は、立ち回りもあり、ちょっとサスペンス調になるはず。

午後は、ヒルズへ。『The Libety』の編集者が取材に訪れる。要するに幸福の科学。霊言を主に取材を受けるが、そこからかなり離れて、幸福科学をどう評価するかといった話になる。最近の幸福の科学はかつてとはかなり違うように見受けられたが、核になる部分は変わっていないようだ。昔、「朝生」で幹部と同席した時に、「神を信じない宗教学者には宗教を研究できない」と言われたことを思い出した。やはりこの点が、宗教学の立場と宗教の立場とが相容れない点なのだろう。それでもどう折り合いをつけていくか、宗教団体と議論することの難しさを改めて感じた。

取材の途中で、小沢一郎氏の守護霊が出てきて霊言を下す場面を映像で見せてもらう。はじめてみたが、そこに登場する守護霊は、小沢氏の本音をわかりやすく語った形になっている。会員の人たちは、こうしたパフォーマンスに接することで、とかくわけのわからない現実を理解するための手立てを得ているのだろう。こういう霊言は、タイプとしてはたしかに新しい。

そのあとは、打ち合わせが一件。こちらは、来年執筆するであろう本の中身について。かなり前から話し合いをしているが、なんとなく方向が定まってきた。

October 10, 2011

10月10日(月)芝翫の訃報に接し100歳以上の人が見ている世界への興味がわく

朝起きた途端、芝翫の訃報に接する。享年83歳。今の水準からすると、もう少しやれたのではないかという思いが誰にでも浮かぶ。先月の又五郎襲名公演、初日だけ「沓手鳥孤城落月」の淀君をつとめ、それ以降休演していたので、かなり悪いのではないかという予感はしていた。2日目の舞台を見ているので、一日違いで最後の舞台を見られなかったことになる。

富十郎も亡くなり、人間国宝の訃報が続いているが、再来年の新歌舞伎座落成まで役者としての生命をもたせることは、老優にとってとても難しいことなのだろう。若いころはあっという間だが、年取ると先を考えると途方にくれる。そんな思いかもしれない。

午前中は家で仕事をして、午後からヒルズへ行き、仏教宗派の浄土真宗を仕上げる。もっとも規模の大きな教団だけに、ほかの宗派より少し量が多くなった。親鸞と真宗については、改めて書くつもりだ。

それが終わってから、週刊誌の取材が一件。死について。そのなかで、100歳以上の人の世界というのは、かなり違うのではないかという話になる。現実と非現実、生と死の世界が入りまじり、過去の出来事が鮮明に蘇ってきたりと、それまでの人生とは違う体験ができそうだ。いったいそれがどういう状態なのか、なんとか100歳を超えて生きることを目標にしたら、老いることが逆に楽しみになっていくかもしれない。ちょっと100歳以上の人の精神世界を調べてみたくなった。

10月9日(日)ケン・ペプロフスキーのベニー・グッドマン・オーケストラを聴きに行き「シングシングシング」で大満足

土曜日曜は、仏教宗派、浄土真宗の章を書く。書くためにいろいろ調べていると、どんどん面白くなってきた。本願寺を中心に見ていくとわからないことが多いようで、高田派など、親鸞の北関東不況から生まれた門徒集団の動向がかなり重要のようだ。となると、そうした本山も一度まわる必要がある。となると福井に行かないといけない。ついでに永平寺も行くか。

日曜日は、ひょんなことからベニー・グッドマン・オーケストラのコンサートを聴きに、松戸の森のホール21に行くことになった。ベニー・グッドマンと聞いて、最初はあまり興味がわかなかったが、今のリーダーは、ケン・ペプロフスキー。これで俄然行く気になった。民音の公演で、関東周辺をまわった最後のコンサート。中川ヨウの司会がついた。

オーケストラでの曲は、往年のベニー・グッドマン・オーケストラが演奏していたフレッチャー・ヘンダーソンのアレンジ。その時代の制約もあり、今の感覚からするとかなりものたらない。ペプロフスキーの演奏も、そうしたアレンジものより、ピアノとの即興デュオとか、スモール・コンボでの演奏の方がはるかにいい。女性歌手も出たが、こちらはいまいち。

しかし、なんといっても、圧巻はアンコールの最後に演奏した名曲「シングシングシング」。おなじみの曲だが、オーケストラ全体がはじけるし、ペプロフスキーもノリノリ。この一曲を聴くために行ったようなものだが、これだけでも満足できた。

October 07, 2011

10月7日(金)「エイリアン」は法と罰を描いたユダヤ・キリスト教映画であることがわかり山種美術館で歌舞伎座の名画を鑑賞する

午前10時の映画祭は「エイリアン」。以前に見たことがあるが、改めて見直してみると、強烈なユダヤ・キリスト教映画に思える。まず、規範ということが重要な意味をもっていて、それは宇宙船の乗務員を強く拘束するものになっている。ところが、温情によって、実は意図的な策略によって、その規律が破られる。すると、エイリアンが宇宙船のなかに侵入し、悪魔のように暴れる。まさに、規律を犯したことの罰を与えられるのだ。こうした発想は、日本人にはまったくないもの。そして、リプリーの叫びは、「マザー」。これは、神の象徴のようなもので、超越的な存在に救いを求めているという構図になる。法と罰、そして救済。この映画は、宗教映画と言ってもいい。

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昼食後、山種美術館へ。歌舞伎座が所有する日本人画家の作品が展示されている。これまであまり歌舞伎座の絵を気にしてはいなかったが、いくつか見たことのあるものが出ている。とくに多いのが、戦後歌舞伎座が復興されたときと、歌舞伎座100年を記念して寄贈された絵が目立つ。特別室や貴賓室に飾られているものは、一般の観客にはこれまで見ることができなかった。

山種から歩いて渋谷へ。渋谷でいくつか買い物をするが、休もうとしても適当な喫茶店がない。町に来ている人間の層からすれば、それも仕方がないが、道玄坂の途中にある喫茶店らしきものは、ちょっと雰囲気が怪しかった。というわけで、経堂に戻るまでほとんど座れないまま。疲れた。


October 06, 2011

10月8日(木)仏教宗派の原稿は浄土宗から浄土真宗へと進んだ

昨日は一日雨だったが、今日は朝から雨があがっている。気温も昨日と比べるとかなり高い。

午前中は、仏教宗派の浄土宗の章、残りを7枚ほど書き上げ、それを最初から見直す。浄土系では、絵伝が重要な役割を果たしていることと、なぜ浄土宗でさまざまな派への分裂が起こったのかを説明してみた。法然にその姿勢として曖昧な部分が多かったことが、その原因と言える。そのあと、次の浄土真宗の章で何を書くべきかを考えて、メモを作った。

それでほぼ、頭脳が働かない状態になったので、お茶をしに外に出かけたり、来週大阪に行った後のスケジュールを決めたりした。金曜日には、京都南座で昼の部を見て、名古屋の御園座で夜の部を見るという、とんでもないスケジュールになってしまった。かなりタイトだ。

修理に出していた和光のカバンが戻ってきたが、やはり色がいまいち。もともとの鮮やかさがなくなって、平凡な色になっている。見た目は新品のようだが、これは仕方がないことなのだろう。和光が、修理とかをしてくれればよいのだが。

夕方には、頭脳の方が回復したので、浄土真宗の章を6枚ほど書く。宗派の中で一番大きなものだけに、書くことも他より多くなるかもしれない。親鸞の生涯には実像と虚像が混在していて、それを腑分けするのが難しい。おそらく、しっかりと書き上げても、理解されない恐れがあるが、それは宗教について書くときにどうしても起こることだ。

October 05, 2011

10月5日(水)浄土宗について書きながらいろいろとうっかりしていたことがあるのを知るの一日

朝から雨でしかも寒い。こういうときは家にこもって仕事。仏教宗派の浄土宗について書く。法然のことはともかく、浄土宗についてはこれまであまり考えたことがない。たしかに、仏教史のなかでもさほど注目されてはいない気がする。ただそこに、この宗派の特徴があるのかもしれない。

その仕事に関連するが、図書館に予約を入れていたのだけれど、経堂図書館が今週休みだということを忘れていた。これでは、週末まで本が届かない。いつも開いているのが当たり前みたいに思っていたので、これは失敗だ。

知らなかったことはもう一つ。今月の末に身延山大学で話をすることになっているのだが、身延線が台風で普通になっていることを知らなかった。主催者からの電話でそのことをはじめて知る。「どうされますか」と聞かれたが、答えようがない。ただ、新宿から身延まで高速バスが出ていて、それなら行けるようだ。とりあえず、これで一安心。チラシもできている。

その本を読んではまったというエピソードを語るという取材の申し込みを受ける。電話を受けてからちょっと考えてみたが、すぐには思いつかない。なるべく面白いエピソードがいいらしいが、そんなものあるのだろうか。ちょっと思い出してみないといけない。

10月4日(火)経堂にもマックが

午前中は家で仕事。前日の仏教宗派、真言宗のところをもう一度見直す。これでいいだろう。

午後はヒルズへ。校正しなければならないものが、4件ほどある。そのうち、短いのを3本仕上げて、ファックスなどする。もう1件は、ちょっと長いので時間がいる

あとは、日蓮の小説を書く。日蓮が、時頼と対面する場面。まだ、うまくできていないのが、「立正安国論」を読み上げるところで、その文章をどうするか。もとの文章だと古臭いし、一応現代語に訳しては見たが、そうなると雰囲気が出ない。もっと大胆に直した方がいいのかもしれない。この後は、日蓮がいろいろと迫害を受けることになる。かわいそうだが仕方がない。

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経堂には、最近、タリーズとミスドができた。今度はマック。これまで不思議に駅の近くになかった。経堂もだんだん、普通の街になっていく。あとないのは、スタバと吉野家か。


October 04, 2011

10月3日(月)10月の秋空は美しい

すっかり秋の空。今日は空が美しい。

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朝からヒルズへ行く。気温が下がったので、電車のなかはスーツ姿。ただ、いわゆるドブネズミ色というのか、暗い色のスーツが多いので、電車のなかもなんだか雰囲気が暗い。なんとかならないものだろうか。

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ヒルズでは、ずっと仕事。仏教宗派の本を直していく。一応ここまで書いてきた部分をすべて書き直すが、真言宗は構成を変えたので、見直していないし、まだ修正しなければならないところがある。

5時を過ぎて帰宅。麻婆豆腐を作る。これがうまかった。

October 01, 2011

9月30日(金)「ストリート・オブ・ファイヤー」を見たら『世界の宗教がざっくりわかる』が重版になる

朝、ホテル・オークラを出て、神谷町の駅へ。有楽町に出て、みゆき座。今ここでは午前10時の映画祭の去年の分、赤のシリーズとして上演しているが、2作だけ、新しいものがある。契約の関係で今年上映できないものの代わりということだ。その一つ、「ストリート・オブ・ファイヤー」を見る。見たことのない映画で、聞いたこともなかった。ロックの映画と銘打たれているが、中身は完全な西部劇。一人のヒーローが悪の軍団に挑むというもの。そこに、軍隊にいたやけに強い女などがからむ。

展開も予想できるが、ヒーローものに徹していて、そこがけっこうおもしろい。今だと、CGが使われることになるのだろうが、80年代なのでそれがない。やはり役者が肉体を使って演じたものの方が、「ハスラー」もそうだが、面白い。やがて、脱CGの時代が来ることを期待したい。

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そのあと、阪急のメンズ館の海老蔵の広告を見たり、横断歩道の白線を消す作業を見学したり、交通安全クイズに答えて、景品をもらったりする。それから、和光で買い物をして、松坂屋の食堂で昼食をとる。500円のランチがあった。朝もマックだったので、昨日散在した分を取り戻す。予定では、そのあと、山種美術館に行く予定にしていたが、あまりに暑いので、中心し、ヒルズへ。行ってみたら、ベストセラーズの担当編集者がいてびっくり。私のところに来たのではなく、津田さんのところに来たとのこと。津田さんも、ツイッターを見ていると、ひどく忙しい。

夕方までヒルズにいるが、新潮新書の『世界の宗教がざっくりわかる』が重版になったとのこと。ちょっと時間がかかったが、これで新潮新書は出したものすべてが版を重ねたことになる。なかなかいい成績だ。ものもらいだか、目が痛いので、そのまま帰る。


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