12月1日(木)津田大介論を書き上げ月も変わったので新しい仕事に着手する
かんり寒い。天気も良くない。
家で仕事の日。津田大介論の続きを書いて完成させる。半分頼まれ、半分勝手に書いているような原稿だが、津田さんのメルマガに掲載してくれるようだ。情報化社会における新しい人間像の登場としてとらえてみたが、彼の手法は全体に独特なものだと思う。つまりそれは、誰でもがまねできないが、今の状況を考えるとかなり有効な方法論がそこには示されている。そこをうまく表現できただろうか。読者の反応が楽しみだ。
12月に入ったので、新しい仕事に手をつける。日蓮の小説はどれだけのものになるのか、予想ができなくなってきたこともあり、並行して仕事をしないといけない。今度は、『親鸞と浄土真宗』というタイトルを予定しているもの。親鸞のことはずっと気になっていて、ここのところ改めていろいろ調べてきた。その実像と虚像ということにもなってくるが、興味のあるのは虚像がいかに形成され、そこにどういう意味があるのか。親鸞を崇める立場の人にはあまり勧められない本になりそうだ。
対談のために読んできた『リトルピープルの時代』が終わる。世代によって、テレビのヒーローの誰に影響されるかはかなり変わってくるし、兄弟がいるかどうか、男の子がいるかどうかでも変わる。その意味で、私などの世代は、テレビの草創期で、ヒーロー物と言えば、鉄腕アトムと鉄人28号の実写、少年ジェットなどで、ウルトラQまでは見たが、ウルトラマンは見ていないという状態になる。その点では、本のなかで取り上げられているものは、あまりよくわかっていない。それでも、平成のガメラシリーズは好きで、みな映画館で見ている。そういえば、別冊宝島の怪獣の本に何か書いたような気がするが、あれはなんだったのだろうか。
« 11月30日(水)駒澤大学で津田大介さんの公開講演を聞く | Main | 12月2日(金)映画は「道」で参議院議員会館に葬送基本法のことでごあいさつに伺う »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 12月6日(月)『宗教とデザイン』の書評と池田大作氏についてのコメント(2023.12.04)
- 12月1日(金)最近のメディア(2023.12.01)
- 10月30日(月)私も寄稿した『令和から共和へ』の刊行記念会が開かれた(2023.10.30)
- 10月6日(金)『週刊ダイヤモンド』と『月刊文藝春秋』に私のコメントが(2023.10.06)
- 10月3日(火)宝島のムック『今こそ行きたい神社200選』の重版が決定(2023.10.03)
Comments
« 11月30日(水)駒澤大学で津田大介さんの公開講演を聞く | Main | 12月2日(金)映画は「道」で参議院議員会館に葬送基本法のことでごあいさつに伺う »
島田裕巳さま、ごめんください。
「ガメラ」のBlog検索からこちらの記事へ参りました、「ガメラ医師」と申します。
怪獣の本になにか書いた、という文言にちょいと惹かれましたので調べてみました。
映画宝島 怪獣学・入門!(1992年7月2日発行)
中の、「日本人は、なぜ自力で怪獣を倒せないのか? 」ではないでしょうか。
瑣末なことで失礼しました。m(_ _)m
Posted by: ガメラ医師 | December 02, 2011 11:55 PM