12月15日(木)『別冊谷崎潤一郎』を見に行ったら磯崎新さんから大動脈瘤によいパワースポットを聞かれる
基本的には家で仕事。『親鸞と浄土真宗』。親鸞の生涯を物語化した『伝絵』の内容を書いていく。この作業が意外に時間がかかった。
夕方は、吉祥寺へ出る。劇団SCOTの公演『別冊谷崎潤一郎』。この作品は、やはり今年の利賀村でも見たが、吉祥寺シアターには向いている芝居だろう。ただ、東京だと観客が集中しすぎて、笑うべきところで笑わないという現象が起こる。この芝居、男のばかさ加減を皆で笑い倒すくらいで見方としてはいいのかもしれない。利賀村のようなところに行くと、日常から切り離されて芝居を見られる。その環境は捨てがたい。
終わってから、懇親会。いろいろな人が来ていて。まずは、鈴木寛元文部副大臣に葬送基本法をよろしくと頼む。それから、韓国の元文化大臣の柳仁村氏が来ていたので、『人はひとりで死ぬ』の韓国語版をアピールしてみる。ほかにも、文化庁の職員から何を読めばいいかと聞かれたので、『創価学会』が一番いいんじゃないかと推薦する。営業活動にまい進。
そうしていたら、磯崎新さんから大変な質問を受ける。磯崎さん、震災後に大動脈瘤で倒れたとのこと。今、手術をするかどうか迷っているということで、できれば、パワースポットで直したいという希望。そこで私にどこがいいかと聞かれる。どうしようかと思ったが、頭に浮かんだのは国東半島。磯崎さんは大分の出身なので、国東なら縁が深いはず。やはりどこのパワースポットでもいいというわけではなく、縁が大切だろう。その流れで、磯崎さんが行かれる時は同行しますという話になる。
帰りの電車で見た。これは事件かもしれない。
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