12月23・24日(金土)別府温泉の湯の素と最近の日本のバブルについて
23日は天皇誕生日で、24日はクリスマス・イブ。昼間は、仕事。『親鸞と浄土真宗』を書く。親鸞の実像を追うということで、どういった資料があるかをおさえ、そこからどういったことが言えるのか、逆に言えないのかを見ていく。その過程で、公家社会のことを調べてみたが、これがけっこうおもしろかった。公家の社会学のような試みがあってもいいのかもしれない。
23日には、別府にある村上商会から「湯の素・湯の花」が届いた。別府に行ったときに知ったもので、前にも何回か注文したことがあるが、今住んでいる家は冬かなり寒いので、温泉が必要だと思い購入した。やはり、これはただの入浴剤ではなく、本物の温泉なので、快適だ。冬は毎日入りたいし、温泉があるかと思うと幸福になる。これがあると、普通の本物の温泉に行っても、物足りない場合が多い。
24日は、クリスマスのプレゼントなどを買うために新宿へ行く。妻へのプレゼントとしてヒッキーフリーマンで、マフラーを買う。本来男性ものだが、女性でもこれならいいだろう。その際に、最近の客足ということに話がむいたが、だいぶ戻ってきているらしい。ちょっとバブル的でもあるらしい。そのことをツイッターに書いたら、小幡さんと論争になった。小幡さんは違うというが、私には今の日本はバブルになっている気がする。
もちろん、80年代から90年代にかけてのバブルとは違うが、金に余裕のある層ができて、それが活発な消費をしているように思う。そもそもバブルは格差があり、全体が恩恵を被るものではないので、わかりにくいし、まして今は全体の基調がデフレだ。円高という要因もある。つまり、全体的に日本は世界経済のなかで余裕があり、その余裕が消費行動に結びついているのではないか。前のバブルでは、極端な奢侈にまで行ったが、今は節度があるし、不動産や株が上がっていないので、その規模も小さい。
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