1月12日(木)親鸞の東国20年と平田の逃亡17年の落差に唖然とする
寒い、寒い。どんどん寒くなっている。これが峠だろうか。
資料の関係で、一日家で仕事をする。相変わらず東国の親鸞。なぜ念仏だけでと言っている親鸞が『教行信証』を書いたのか、聖徳太子信仰や善光寺信仰との関係はどうなのかなどを追っていく。東国に信徒ができたことは事実だが、それがどういったものだったのかもあまりよくわからない。水郷に生きる人々の殺生からの救済という意味が悪人正機の考えの中にあるような気もするが、鳥や魚をとっても五逆罪にはあたらない。
最後に、書状のことに行きつく。書状の親鸞は、法然を髣髴とさせるところがあり、穏やかに法を説く人間に見える。しかも、書き方はどれも似ていて、二元論を否定するところでも共通する。やはり親鸞は生涯法然の弟子という立場を堅持し、その理解も、法然からずれていないのではないか。だんだん、そんな気がしてきた。この部分は明日書くことにする。
オウムの逃亡犯平田信についての報道が続いているが、17年間ほとんど外界と接触せずに逃亡生活を続けていたらしい。親鸞が東国にいたのは20年ほどらしいが、その間に多くの弟子を作っている。簡単に比較はできないにしても、17年と20年の中身の開きはあまりにも大きい。平田が有罪になれば、彼は獄につながれ、あるいは生涯そこから出られないかもしれない。無期囚の仮出獄がほとんどなくなった現状では、その可能性の方が高いだろう。彼の人生はいったいなんだったのか。考えると暗澹たる思いにかられる。
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