1月26日(木)津田大介さんの『情報の呼吸法』をライブラリーで読んでしまったので精いっぱい宣伝する
寒いので、ヒルズのライブラリーへ朝からでかける。ただ、出かけるまでが寒くてつらい。9時半頃着くが、ヒルズにわたる地下歩道の手前で、目の前をよぎる人があったが、これが渡辺貞夫さんだった。キャップをかぶって元気そう。
ライブラリーでは、ひたすら仕事。『死は怖くない』の第1章を大幅に直し、第2章を15枚ほど書く。あとは、『なぜ浄土真宗がいちばん多いのか』の校正を、昼ご飯を食べながらもしたので、かなりはかどる。明日には終わるだろう。
そんなことで、夕方になってしまったが、ライブラリーの新刊のコーナーに津田大介さんの新刊『情報の呼吸法』があったので、それを読み始める。本文の紙が青い本というのは、これまで読んだことがない。すらすら読めてしまうので、けっきょく最後まで読み切ってしまった。本当は購入して読むべきなのだろうが、読みやすいので仕方がない。ただ、本を買うと、電子書籍もついてくるらしい。
津田さんの書いていることは、講演で聞いたり、ご本人からすでに伺っていることもあり、それほど新しいという部分は少なかった。ただ、仕事の全体像が見えてくるのは、やはり本ならではで、これはツイッターの領分ではないだろう。「津田大介論」でも書いたけれど、こういうメディア的な人物が登場するのも時代の必然という気がする。ただ、誰もがそれを真似られるか、同じような実践ができるかと言えば、それは難しい気がする。その違いは何なのかは、かなり重要な問題なのだが、そこを論じてしまっても、しかたがないというか、本当には理解されないのかもしれないと思う。
「津田論」を書き終えてから、その仕事の全体は「デジタル・ストリーミング」ということではないかと考えるようになった。これは、LinnのDSのシステムから発想したものだが、ツイッターなどまさにこのDSではないだろうか。ここらあたりは、もう少し深めてみたい。久しぶりに、というか20数年ぶりにメディア論を書いてみたい気もしている。
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