1月29日(日)日曜なのに鼎談の仕事があり宇野常寛・森直人氏と「ヒミズ」を語る
日曜だが、夕方に仕事がある。『サイゾー』で宇野常寛さんが連載している文化時評の鼎談で映画の「ヒミズ」を取り上げるので、その予習をする。監督の園子温氏が、NHKのスタジオ・パークに出演した時のもの、録画してみていなかったのを見る。けっこうこれは面白かった。小学校の時、なぜ服を着なければならないのか疑問に思って、全裸で登校したという。お父さんが大学の先生というのも関連がありそうだ。お父さんのことなども調べ、さらに「ヒミズ」を飛ばしながら、見直す。見たのは去年なので細かいところは忘れている。
4時少し前に家を出るが、寒い。神泉の駅から歩いてサイゾーの編集部へ。その下では、「苫米地ワークス」をやっている。鼎談は、宇野さんと私に、森直人さん。こちらは初対面。最後に30代にとっては、40代はうっとうしく、むしろ50代の方が話が分かる的な話題になり、それも面白かった。
鼎談が終わったところで、産経新聞から平田再逮捕についての電話取材を受ける。どのメディアもそうだが、取材している人たちは30歳以下、20代が多い。となると、オウムのことなどほとんど知らない。いつでも昔のことは忘れられていくが、戦争などは体験していなくても繰り返し報じられ、演じられるので、直接そのときに体験していない世代でもわかることはある。ところが、オウムの事件や学生運動の時代となると、さほど報じられないので、後の世代はまったくわからないということになる。これは難しい問題だ。
帰りは渋谷へ出て、タワーレコードへ行く。久しぶり。
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