1月14日(金)親鸞の第6章を書き上げて演舞場へ行き「連獅子」と「め組の喧嘩」を堪能しいつものように黒崎さんに会う
朝から家で仕事。とびきり寒い。
東国の親鸞について書いていく。全体を直して、最後に書状の中身にふれた。書状は、京都に戻った親鸞が東国の信者に宛てたもので、教義を解説する内容になっている。ここには、ちょっとイメージとは違う親鸞があるようにも思った。本人が書いたものなので、そこから本人の肉声や人柄を推測することができる。従来はあまり重視されてこなかった気もするが、これは重要だという気がした。とりあえず、この章を書き終える。本は後一章でまとまりがつくだろう。
午後は新橋演舞場へ。連れ合いが「連獅子」を見たいというので一家ででかける。「矢の根」と「連獅子」という組み合わせは、去年の10月だかの南座と同じパターンだ。今回は、富十郎の遺児、鷹之資がその将来を託された吉右衛門と親子で踊る。まさに物語そのまま。鷹之資は、なかなかりりしい。まだ12歳だが、精いっぱい頑張っている。彼が大として初舞台に登ったのは、たしか2歳のときだったと思うが、それは見ている。小さいのが見栄を切ったところが、かわいいし、さすが歌舞伎役者の子と思わせた。吉右衛門、踊りは弱点でもあるが、疲れているようで、よろよろしているところがあった。頑張ってほしいい。
「矢の根」は三津五郎。豪快で楽しいものだが、やはり歌六が、セリフもないのに貫禄がある。最後の「め組の喧嘩」は、菊五郎劇団の真骨頂で、さすが喧嘩の場面に迫力がある。席も2階右だったので、花道全体が見通せて、こうした演目ではよかった。「連獅子」ということで、このポジションをとったが大正解だった。
休憩のとき、いつものように黒崎政男さんに会う。もう珍しいことではなくなった。桟敷をもらったというからうらやましい。今月の歌舞伎、彼も浅草とルテアトルに行ったという。そんな話で盛り上がる。
帰りの電車で知り合いに偶然遭遇するが、その人とはインター・ナショナル・オーディオショーで2度あったことがある。黒崎さんとも同じ所であっているので、私を含め、生活圏が似ているのだろう。東京は広くて、狭い。
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