2月10日(金)池田信夫さんの読書塾で「超楽観論」を語る
『ほんとうの親鸞』の校正作業、ヒルズで3日目に入った。法然と親鸞の関係の章と、親鸞が流罪になったかを検証する章を直したが、けっきょく5時間くらいかかってしまった。書く作業は発散できるが、校正はそうはいかない。おかげでへとへと。後2章分残っている。
夕方は渋谷へ。池田信夫さんの読書塾にゲストに呼ばれている。池田さんとは、不思議と初対面。同い年だとは知らなかった。最新刊の『神も仏も大好きな日本人』を中心に、日本人と宗教との関係について話をする。そのあと、池田さんや塾生の質問に答えていったが、最後の方は、日本は大丈夫、心配無用という超楽観論になってしまう。普段はそうはならないらしい。
案外、今必要なのは、この超楽観論なのかもしれない。今の日本人は、ある意味余裕があるので先のことを考えてしまう。しかも、数字上で考えるので、現実とは遊離している。今がよければそれでいいというわけではないにしても、今をよくしないと先もよくならない。どうも発想が逆転してしまっているのかもしれない。超楽観論の本を作ろうかとも考える。
家では宴会をやっているらしいので、夜は久しぶりに季織亭へ行く。客がこないというが、これだけ寒いと客は来ないと慰めてみる。だいたい1000円のラーメンを食べられるというのは、社会的に言えば上のクラスだ。580円の手打ち(風)ラーメンを出したら、行列ができるだろうといった話になる。
秩父のウイスキーのイチローズモルトというのが入っていて、それをハイボールで飲むが、とても飲みやすい。このブランド、シングルモルトもあり、それはかなり高価らしい。ちょっと試してみたくなった。
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