2月27日(月)財閥について考えつつ不動産をめぐる原稿を書く
一日家で仕事のパターン。アゴラへの投稿がヤフー・ニュースに取り上げられ、このブログにもアクセスが集中したが、時間とともにそれが減っていく。本当に一瞬のことだ。それがネット社会の特徴なのだろうが、取り上げた事柄自体は何の解決もなされていない。これはどうなっていくのだろうか。
午前中は、明日の経営哲学の研究会での発表のためにレジュメを作る。前回阪急をやって、財閥の問題に行き当った。これまで研究会で取り上げてきた企業は、非財閥系で、その点では、どれもはじまりはベンチャーだった。ところが、一方では国営企業もあるし、財閥系の企業もある。そこらあたりの事情を一応押さえておかないと、全体が見えない。とくに私鉄の場合には、開業するときに多額の資金を必要とするわけで、その資金をどこから調達するかという問題がある。調べていて興味深かったのは、東急の五島慶太による三越の乗っ取り騒動。これは、東急が三井と三菱の両財閥に喧嘩を売ったようなものでもある。だが、その壁は相当に厚かったということだろうか。
午後は、『本の時間』に連載している「ニホンジンのしきたり」について書く。今回からお題が変わって、不動産。宗教学者に不動尊について書けというのはわかるが、不動産とはというところから始めてみた。書き始めると、これが一応の形になってしまうから不思議だ。でも、不動産はあと二回ある。
夕方、ワインを買いに出たとき、書店に寄ってみる。新刊の『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』は、三省堂には売っていなかったが、文教堂には3冊おかれていた。発売日自体は明後日。いったいどうなるか。一応期待の一冊。
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