2月7日(火)文楽の「すし屋」お里を見て大阪に行きたくなる
『死ぬのは怖くない』の本、いよいよ最終章に入る。最後の方になって、当初の予定と変わってきた。とりあえず、章の半分くらい書く。
昼前に半蔵門へ。グランド・アークのパティオで打ち合わせがある。その前に、地下の「門」で昼食をとる。久しぶりにきたが、お昼時かなり混雑している。このホテル、元は半蔵門会館で警察関係、今日の会合のリストを見ると、綜合警備保障とか保安部とか、他のところではあまりないものが並んでいる。昼過ぎから、打ち合わせ。これも久しぶりに生まれ順関係。今話題になっている人物を生まれ順で解こうという趣旨の原稿について。果たしてこれが実現するか。
午後は、昨日に続いて文楽。今日は、「すし屋」と「お夏清十郎」。「すし屋」の方に住太夫と蓑助が出るので、チケットは完売。松果太夫と源太夫が休演。源太夫にはなかなか会えない。最初の2段はやはり退屈だが、勘十郎の権太がやはり迫力がある。今月は勘十郎の月だ。住太夫登場で、格の違いを見せるが、すし屋の段の最初なので、ユーモラスではあるが、「桜丸切腹」のときのような感動はない。歌舞伎との違いが随所にあって、それが面白い。ただ、席が3列目の左端なので、ちょっと見にくかった。「お夏清十郎」は、あっけなく終わって物足りない。呂勢太夫は、昨日の「日本振袖始」にも出ていたが、いい声だ。これがちょっと楽しみ。
蓑助のお里を見ていて、今、松竹座で壱太郎がお里をやっていることを思い出す。見たいとは思うが、それだけのために行くのはちょっと贅沢。ううと唸る。
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