2月9日(木)川原和久君が高麗屋と縁ができるということは海老蔵や松緑が親戚になることだと考えると驚くべきことかもしれない
朝からヒルズへ行く。親鸞の本の校正を進める。最近では珍しく、出来上がった段階で入稿したというわけではないので、直さなければならないところが少なくない。となると、この作業が結構大変。本を作る作業の中で、一番しんどいのが校正で、そのときにはライブラリーでするのがいい。周りはみな仕事をしているし、逃げることができない。というわけで、半分までなんとか終わる。
問題は本のタイトルだが、『ほんとうの親鸞』か『ほんものの親鸞』という提案が編集部から来た。前者の方がいいように思うが、ほんとうが「本当」ではなく、ひらがなになっているところがみそかもしれない。ほんとうの親鸞は、資料が限られているので、かなり曖昧だ。曖昧であるがゆえに、みなが勝手な親鸞像を作り上げてきたともいえる。部数も決まったようなので、ひたすら作業を続けていくしかない。
帰ってきて知って驚いたのは、テレビの「相棒」に出演している川原和久君が、高麗屋の松本紀保さんと結婚を前提とした真剣交際をしているという報道。川原君は、わが妹がいた「劇団ショーマ」の劇団員で、私もよく知っている。いくつ舞台を見たか分からない。紀保さんの舞台もなぜか一度見ているのだが、二人が結婚すると、川原君にとっては、義父が幸四郎で、義弟が染五郎、義妹が松たか子ということになり、さらには、海老蔵や松緑が親戚ということになる。
歌舞伎座ができたとき、見に行くと、川原君が奥さんとロビーにいて談笑している風景に接することになるのだろうか。なんだかそれは大変なことだ。
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