3月12日(月)『ほんとうの親鸞』の見本が届く
今日は家で一日仕事。日蓮の小説を書く。日蓮は今、佐渡で苦難に直面している。その苦難をいかに克服するか。それが物語のクライマックスになる予定だ。
午後、『ほんとうの親鸞』の見本ができたというので、経堂の駅で受け取る。久しぶりに「いまあじゅ」に行くが、マスターが男性になっていた。なかは変わらないが、おいてあるものとかはちょっと違う。講談社現代新書で表紙に使われる四角いマスの色がどのように決まるのかを教えてもらうが、デザイナーが内容を考えて選ぶらしい。今回は、親鸞の絵が使われているので、それに合わせたような感じがする。
『ほんとうの親鸞』は、『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』の続編のような形で出ることになったが、内容はまるで違う。また、従来の親鸞についての本ともかなり違う気がする。親鸞のことをもとあげようという意図がなく、ひたすらほんとうの親鸞はどういった人間なのかを追っていたものだ。そんなことをする人も他にはいないだろう。自分で読んでみても、この本は不思議だと思う。「はじめに」はなかなかの名文だと思うが、どうだろうか。
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