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March 2012

March 31, 2012

3月30日(金)『小説日蓮』834枚が出来上がり季織亭では580円のラーメンが出る

朝からヒルズへ向かう。仕事としては日蓮の小説、最後のところを書く。一日かけてそれを仕上げる。全部で834枚になった。予定は800枚程度だったので、量としてはよいだろう。普通、エンターテイメント系の小説の章だと350枚から800枚という規定があるので、800枚でも一冊になるということではないだろうか。もちろん、これは第一稿で、直さなければならないが、どう直すか、普通の本とは違う気がする。

夕方までヒルズにいて、帰る。久しぶりに季織亭に寄ったら、今度580円のラーメンを昼の時間に出すことになったという。4月5日から限定で販売されるらしい。名前は「竹きおり麺」。前回訪れたときに、価格破壊の話が出て、季織亭でも安い価格帯の麺を出してみたらどうかということになった。それから店主が考えて、これに落ち着いたらしい。ある意味、私も発案者の一人ということになる。

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最後に、それを試食させてもらったが、なかなかうまい。鰹節と鶏なので、高級なチキンラーメンといった趣。むしろ飲んだ後の〆にはこちらの方がよいのかもしれない。果たしてこれがどうなるのか、ちょっと楽しみだ。

March 30, 2012

3月29日(木)格別書くことのない日もある

家で仕事。日蓮の小説、最後の節に入る。やったことはこれだけなので、他にはない。「アゴラ」に書いた記事の反応もほとんどなくなってきた。一瞬盛り上がり、すぐに鎮静化する。それがネットの第一の特徴だろう。

そうこうしているうちに、次の本も考えなければならない状況になっている。次は結社についての本。経営哲学の本は、その次になるのかもしれない。それに関連して、日本の富豪のランキングが発表されているが、第1位は次にやるユニクロの柳井氏。第2位は、サントリーの佐治氏。これは上場していないからだろうか。以下、孫、三木谷氏と続く。現代企業としてはソフトバンクも楽天も注目されるところではあるが、その経営哲学を探ろうという気にはあまりならない。オリジナリティーがないせいだろうか。そこに今の企業の問題があるのかもしれない。

March 29, 2012

3月28日(水)久しぶりに国立能楽堂へ行くが「猿婿」の狂言は面白かったが「誓願寺」の能はいまいち

昨日夜が少し遅かったせいもあり、春休み状態で、起きるのが遅い。よって朝はろくに仕事にならなかった。こまごまとしたことをこなしただけ。

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昼前に家を出て千駄ヶ谷へ。国立能楽堂へ行く。ここのところ能を見ていなかったので、久しぶりに能を見ることにした。演目は、狂言が「樽婿」で、能が「誓願寺」。ともにはじめてみる。

「樽婿」は、能楽堂自体ではじめて上演されるもので、野村万作が復活させたようなものらしい。婿入りをめぐるどたばただが、けっこう話が面白い。これは、歌舞伎にしてもいけそうな気がした。暇があったら書いてみたい。

「誓願寺」の方は、一遍上人の前に和泉式部の霊があらわれるというもの。普通の能なら、式部の霊が恨みつらみを語るところだろうが、そうではなく浄土のありさまを語るという。珍しいと思ったが、全体に単調で、浄土のさまも舞台に再現されたとは言えない。やはり地獄は描けても、浄土や極楽を描くのは難しいということだろうか。

外に出てみたら、突風と雨。そのまま新宿へ。伊勢丹で、ベルトを直してもらったのを受け取り、今度アート・オブ・シェイビングが撤退してしまうので、買い置きをする。新しいものも決まっていないという。食料品売り場で夕食を買い、ビックカメラで子供に3DDSを買い、紀伊国屋で本の並び具合を確認する。

March 28, 2012

3月27日(火)『ほんとうの親鸞』の重版も決まりセゾングループの経営哲学について考える

午前中は少し家で仕事をする。日蓮の小説。学校が休みだと朝が遅くなり、仕事の時間が少なくなっている。これはよくない。

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昼前に渋谷へ。今日の勉強会でセゾンを取り上げるので、久しぶりにその拠点ともいうべき渋谷パルコに行ってみる。格別変わったことはない。昔はその手前にジャンジャンがあったが、そこも喫茶店に変わっている。昼食後東急ハンズに行き、そこのカフェでミドリムシの入ったシェイクを飲む。豆のような味がした。ただ、そのカフェ、土偶のミニチュアがあって、梅棹忠夫の本があったりして、昔のセゾン風。そこが面白かった。

そこからバスでヒルズへ行き、セゾンの経営哲学についての勉強会。興味があるのは、パルコを発展させた増田通ニという人。西高から東大宗教学に入ったというところまで、私と共通するし、実はそのコースをたどった人間は多い。それとパルコがどう結びつくのか。なんとなく関係はある気がする。勉強会が終わってから、渡辺氏と夕食をともにする。

『浄土真宗はなぜ』に続いて『ほんとうの親鸞』の重版が決まる。続けてというのはおめでたい。この本、午前中に売れて、日曜日には売れず、広告の影響はしばらくして出るらしい。お年寄りが買っているということなのだろうが、売れ方としては興味深い。

「アゴラ」に書いた、前田敦子の卒業問題についての論考は、まだどんどん拡散している。こちらとしては、アイドルがグループから卒業するのは必然的なものという意識があるが、世間は意外なものとして受け取っているらしい。ちょっとそこに認識のずれがあった。いろいろコメントがついているが、アイドルと卒業の関係についてもっと本格的に論じろということなのだろうか。タダで読める文章に対しては、ちょっと注文が多すぎる気もする。

March 27, 2012

3月26日(月)アゴラに前田敦子の卒業の問題をあつかった原稿を投稿しその反響が大きい

家で仕事。「アゴラ」に投稿する原稿を書いて、送信する。そのあと、明日の経営哲学の研究会での発表をまとめる。今回はセゾングループについて。ちょっと毛色が今までと違っていて、まとめるのが難しい。午後は、日蓮の小説、最後のまとまりを直す。

アゴラの原稿は、「なぜ女性アイドルは『卒業』しなければならないのか その宗教学的考察」というもの。そんなに大それたものではなく、小論だが、やはり反響は大きい。2チャンネルにもスレッドが立ち、さらにそれがニュー即クオリティというのに載って、急速に拡大していった。検索をかけているが、コメントに対して追いつかない。どう情報が伝わっていくかを考えるときに、とても参考になる広がり方だ。

月曜日は、本のランキングが出る。『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』全国紀伊国屋書店では、総合6位新書2位、新宿本店新書6位、南店新書1位、大阪梅田本店新書2位、ジュンク堂池袋本店総合4位、文教堂総合7位、新書4位、ブックファースト新宿店総合10位、新書5位、梅田店総合4位、新書2位。ということで、まずは絶好調。

March 25, 2012

3月23・24日(金土)町田のカルチャーセンターの講座は日本の仏教をテーマに4月からも続く

ブログがここのところ2日に1回になっている。よくないこれは。

金曜日は、家で仕事。月一回の連載原稿2本を書く。片方は、神道で、遷宮のことを書く。もう一つは、しきたりで不動産のことを書く。不動産はやはりなかなか難しい。

土曜日は、町田のカルチャーセンター。三大宗教の最後の回で、仏教をとりあげた。キリスト教やイスラム教だと、その実態についてもふれられるが、仏教はインドや中国の周辺でしか機能していないので、同じ角度からは話ができにくい。そこで、『般若心経』をテキストに、仏教の歴史がそこに込められているという話をしたが、ちょっとわかりにくかったかもしれない。町田での講座は、4月からも続く。今度は、日本仏教の歴史を扱う。飛鳥時代から奈良時代まで。

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講座が終わってから、町田のタワレコにより、それから池袋へ。どうしても必要な本があり、それがジュンク堂の池袋本店にしかないので、そこまで行くことになった。本は無事入手。カフェでお茶をしてから、リブロにも寄る。


March 23, 2012

3月22日(木)『浄土真宗はなぜ』をはじめアマゾンでは私の本が品切れ状態になっている

午前中は家で仕事をする。主に日蓮の小説を書く。最後のところに来ているが、ここが難しい。ちょっとどうかと思う展開になっている。

昼は、必ずしもうまくはない近くの回転ずしへ。値段は安いが、シャリが甘い。その甘さにどこまで耐えられるかで、食べられる量が決まる。

そのまま、ヒルズへ。取材を一件受ける。ひどくまじめな取材。宗教団体が反原発の宣言を出しているということについて。公益法人の公益性が問われるなかで、宗教団体も社会的な発言をしなければならないと感じるようになった結果でもあろうが、これまで議論を重ねていないので、唐突という感は否めない。

そのあと、あまりやる気が出ず、ぼやぼやと過ごす。そのなかで、日蓮の小説をどうするかを考えていたが、修正すべき方向性は少し明らかになったような気がした。

『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』は、書店で品切れ状態になりつつあるようで、アマゾンでも在庫がなくなった。ほかの私の本も、おかげで少しは売れているようで、アマゾンでもやはり品切れになっている。来週頭には、『浄土真宗は』の4刷5万部が書店に並ぶことになるだろう。そうなれば、品切れも解消されそうだ。

March 22, 2012

3月21日(水)久しぶりのライブラリーで新刊の企画を考える

朝は家で仕事。5月にちくま文庫として出る『映画は父を殺すためにある』の短いあとがきを書く。今回はかなり手を入れて文庫化しているので、そのことについてもふれる。文庫のあとがきなので、これは短い。

あとは、日蓮の小説を書く。佐渡の日蓮を追い詰めていったが、果たして日蓮はそれにこたえられるのだろうか。最後にかなり難しい場面に来ている。

午後は、ヒルズへ。ライブラリーにも10日ほど行っていなかった。NHK出版の編集者と打ち合わせをする。ゲスト2という絶景が見られる部屋を使ったせいか、2時間を超えてしまった。行きつ戻りつ、なんとなく線は見えてきた気がする。

そのあと、少し仕事をするが、それほどははかどらなかった。

地下鉄サリン事件から17年が過ぎた。すでにこの事件は歴史になりつつある。それをどのように共有していくか、しっかりと、しかもたんたんと起こったことについて説明した本が必要なのかもしれない。そうしないと、誰もこの事件がなんだったのかが分からなくなりそうだ。

March 20, 2012

3月19・20日(月火)『映画は父を殺すためにある』の初校ゲラに手を入れる

月曜日は、今度文庫化される村上春樹氏の『1Q84』の書評を頼まれていて、それを書く。すでに単行本の段階で書評は書いているが、時間が経つと、書く内容もやはり変わってくる。

そのあとは、日蓮の小説を書く。最後の問答の部分に入る。日蓮はいったい誰と問答を交わしているのか。そこが問題だ。

5月にちくま文庫として刊行される『映画は父を殺すためにある』の初校ゲラが来ているので、最初の2章分に目を通す。元本の『ローマで王女が知ったこと』は、ちょうとオウムの地下鉄サリン事件が起こる直前に刊行された。その意味で、本としては決して幸運なものではなかった。書いたのは、20年近く前のことになる。今と比較すると、やはり文章が下手で、まわりくどい。そこらあたりも見直しながら校正をしていかないといけない。

火曜日は、春分の日で休み。『映画は父を殺すためにある』の校正、残りを仕上げる。短いあとがきが残っている。

経営哲学の勉強会のために、堤清二氏の『消費社会批判』という本を読む。このタイトルからして、経営者の本としてはかなり異色だ。内容も、経営のノウハウ本や、自伝的な内容とは大きく違う。版元も岩波書店だ。

March 18, 2012

3月16・17日(金土)日蓮遺文はクライマックスへ近づきアゴラに寄稿し葬送基本法懇談会へ

金曜日は、朝、アゴラに寄稿する文章を書いてみる。『浄土真宗はなぜ』の本が売れたので、その分析をしたもの。自分でもこれをまとめてみると、後で役に立ちそうな気がする。

午後は、日蓮遺文の勉強会。もうほとんど最後の段階に来ていて、今日もかなり進んだ。後一回でも無理をすれば終わるところまで来ている。おそらくは二回で終わるのだろう。はじまってから9年、よくぞここまで来た。

帰りがけに、紀伊国屋書店に寄る。『浄土真宗』の本がいろいろなところに並んでいた。

メールの調子がなぜかよくなくて、携帯には届いても、ウェブには届いていなかったりする。アゴラに送ったものも届いていないようで、掲載されていない。

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土曜日は、少し寝坊して、昼前に飯田橋へ。研究社英語センターで、葬送基本法の第3回目の懇談会。具体的にどういった内容のものにするか、中村裕二弁護士が語ってくれる。終わってから仙台でやるシンポジウムの打ち合わせもする。とうとう「葬送の自由をすすめる会」に入会することになった。

帰ってからたしかめてみると、アゴラに載っていた。編集者からのメールでは、紀伊国屋のパブラインで今日、256冊売れたとのこと。新書第1位。週明けにはまた増刷になるらしい。


March 16, 2012

3月15日(木)『浄土真宗はなぜ』が紀伊国屋のパブラインで総合4位になっているらしい

朝日新聞の朝刊に『浄土真宗はなぜ』の大きな広告が出た。毎日新聞にも出たらしい。

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朝は家で少し仕事をする。日蓮の小説を書き、午後にある内輪の勉強会のレジュメを作る。昼前に渋谷に出かけ、その勉強会で話をする。質疑応答をいれて、2時間ほど。

終わってから、パンを作りにいった家人と新宿で落ち合う。その友達を含め、但馬屋珈琲店に行く。久しぶり。こういう昔ながらの喫茶店が本当に少なくなった。

帰りが遅くなったので、夕食は経堂のさばの湯へ。さばの湯と言っても、風呂屋ではなく、居酒屋でいろいろイベントをしている。今日は何もイベントがないので、客は我が家だけ。焼きチキンラーメンというのが変わっていた。

『浄土真宗はなぜ』、広告に効果があって、紀伊国屋のパブラインでは、総合4位にまで上昇。上には、どの本か分からないが大川隆法の本、『日本人の知らない日本語3』、それに同じ幻冬舎新書の『大往生したけりゃ医療とかかわるな』があるだけ。すごい勢いで、著者も驚く。仏教宗派について解説したという本が、ベストセラーになるというのは、ちょっと考えると不思議なことだ。なぜ売れたかはちょっとまとめてみたい。

March 15, 2012

3月14日(水)22年ぶりに訪れた旧放送教育開発センターで放送大学の特別講義を収録し記憶のことについて考える

朝は家で少し仕事をする。日蓮の小説、最後のまとまりに入った。

10時過ぎに家を出て、幕張へ。新宿から中央線、お茶の水で総武線に乗り換えていく。電車だけで1時間半はかかる。放送大学の特別講義の収録のためだが、今は放送大学に吸収されてしまったかつての放送教育開発センターは昔の職場。退職後も、放送大学の番組に少し出たことがあり、行っているが、辞めてからは22年にもなる。今回呼んでくれた広瀬洋子さんは、私の紹介で当時助手として採用された。広瀬さんも今は教授で、今度は放送大学の評議員になるという。

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番組はラジオで、「弔うことの意味」というタイトル。45分番組で、43分半ふたりで対談する。格別問題がない。4月から放送されることになる。

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かつての職場を訪れて面白かったのは、記憶について。トイレに行こうとして、最初場所が分からなかったが、そこだと言われて、急に思い出した。トイレに入ってみると、小便器のあいだに花の絵のタイルがあり、それを見て、こういうものがあったということを思い出した。それこそ、勤めていたときは毎日お目にかかっていたはず。食堂についても、そんなものがあったのかと記憶が曖昧だったが、中に入ってみると、ドアのあり場所や机のヘリの模様などを思い出す。これらはずっと記憶の底に沈んでいて22年ぶりに思い出したことになる。長く離れていた故郷を再訪するというのはこういう感覚なのだろうか。

幕張の駅から来たときも、途中までは昔と同じ田舎の商店街の感じだったが、途中からすっかり変わって、新しい街に生まれ変わっている。不二家が今もあったのには驚くが、ほかに思い当たる場所がなかった。ずいぶんと変わったものだと思いながら来た。

帰り道では、高校時代の同級生の日経の記者からグリーフケアとお寺とのかかわりについて取材を受ける。ちょうど、番組でしゃべって事が重なるので、都会と地方との差について語る。これは偶然。家に戻ったら6時を過ぎていた。幕張は遠い。

March 14, 2012

3月13日(火)近くの三省堂で『人は死ぬから幸福になれる』がポップ付きで平積みになっていた

今日も一日家で仕事をする。日蓮の小説、9つ目のまとまりを最後まで書いて、それを直していく。後一つのまとまりで、最後まで行くかもしれない。クライマックスになる部分は、やはり仏典にもとづいて、仏法の究極的なところはいかなるものなのかを追究するような内容にしたいと思っている。『カラマーゾフの兄弟』でいえば、大審問官登場の場面だ。その仏教版をめざそうというのだから、かなり大それた試みだと自分でも思う。

昼食を食べに出たついでに、コルティーの三省堂に寄る。『浄土真宗はなぜ』の2刷はまだ入っていない。その代りに、『人は死ぬから幸福になれる』が宗教のコーナーで、ポップ付きで平積みになっていた。地元だからだろうか。文教堂にも寄るが、こちらでは『浄土真宗はなぜ』の2刷が入っていた。地方紙に広告が載るということだが、本も搬入されてランキングが上がっている。アマゾンは別に品切れではなかったのに、ここにきてランクが上がるというのはどういうことなのだろうか。書店で見た人がアマゾンで注文するという流れなのだろうか。

夜、WOWOWで『トロン・レガシー』を半分くらい見る。3Dで公開されたものだけに、立体感はある。ただ、役者に魅力がないのが、大きな難点だろう。人間がうすっぺらく見えてしかたがない。

March 13, 2012

3月12日(月)『ほんとうの親鸞』の見本が届く

今日は家で一日仕事。日蓮の小説を書く。日蓮は今、佐渡で苦難に直面している。その苦難をいかに克服するか。それが物語のクライマックスになる予定だ。

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午後、『ほんとうの親鸞』の見本ができたというので、経堂の駅で受け取る。久しぶりに「いまあじゅ」に行くが、マスターが男性になっていた。なかは変わらないが、おいてあるものとかはちょっと違う。講談社現代新書で表紙に使われる四角いマスの色がどのように決まるのかを教えてもらうが、デザイナーが内容を考えて選ぶらしい。今回は、親鸞の絵が使われているので、それに合わせたような感じがする。

『ほんとうの親鸞』は、『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』の続編のような形で出ることになったが、内容はまるで違う。また、従来の親鸞についての本ともかなり違う気がする。親鸞のことをもとあげようという意図がなく、ひたすらほんとうの親鸞はどういった人間なのかを追っていたものだ。そんなことをする人も他にはいないだろう。自分で読んでみても、この本は不思議だと思う。「はじめに」はなかなかの名文だと思うが、どうだろうか。

March 11, 2012

3月10日(土)御厨さんのお別れトークに行きいろいろな人と会う

午前中は、学校へ。授業公開。娘は簡単な劇に出たが、桃太郎のその後という話、遊園地にみんなが行くだけの話で、これはいかがかと。時間があまり、体育館で6年生の演奏を聴く。打楽器奏者が一人とてもうまくて、それで全体の演奏がしまっていた。昼食は、近くにできた回転ずし。一皿100円なので、その味。舎利が甘いのがいかがか。

夕方は、東大の先端研に。御厨さんの最終講義シリーズのそのまた最後のトークセッション。御厨さんと鷲田清一、佐々木幹朗の両氏が1時間半にわたって、主にことばということをめぐってトークする。誰が強く自己主張をするでもなく、この3人は不思議な関係だ。

終わってから、パーティー。これが、予定していたよりもはるかに参加者が多いということで、会場はすし詰め状態。よって、あいさつがあっても、みな聞いていない。司会の残間里江子さんには20年ぶりの再会だが、オウム事件のおり、テレビで私のことを友だちと言ってくれたことのお礼をした。

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ほかにも、たくさん知り合いがいて、また、はじめてお会いした人もかなりいた。鷲田さんには、もっとやせた方かと思ったと言われる。小島慶子さんとも初対面。パーティーが中締めになったあと、その小島さんの案内で近くのすし屋へ。中公の社長の小林さんの表情があまりによいので、その写真。三人の視線の先に、小島さんと上田紀行さんがいる。

March 09, 2012

3月9日(金)講談社で写真を撮られ『人は死ぬから幸福になれる』の見本を受け取る

朝は、仕事をしようと思ったが、時間があまりなくそこまで行きつけなかった。10時前に家を出て、護国寺へ向かう。行先は講談社。『ほんとうの親鸞』のための写真撮影。もう見本ができる段階なので、本自体には間に合いそうにない。そんな気がしたが、どうも宣伝用らしい。講談社のスタジオというのははじめていったが、まるでテレビ局のようなところで、たくさんスタジオがあった。しかも、みな使われている。さすが大手出版社というところだろう。

写真撮影が終わってから、ラウンジで昼食をとる。いわゆる社員食堂だが、若い人が案外多く、出版社らしくない。昼食をとりながら、編集者と次の企画の話をする。

終わってからヒルズへ。週刊朝日の編集者が来て、『1Q84』の文庫化に際して書評を頼まれる。3人の人が書くらしく、重複しないようにその内容についてしゃべってみる。写真もとられたので、ちゃんとスーツを着てきてよかった。

それが終わると、青志社の編集者が、『人は死ぬから幸福になれる』の見本をもってきてくれる。なかなか装丁がよくできているし、ものすごく読みやすそうな本に仕上がっている。果たしてどうだろうか。

その後は、日蓮の小説を書く。

3月8日(木)これから出る『人は死ぬから幸福になれる』と『ほんとうの親鸞』は予約がはじまっている

一日家で仕事。ひたすら日蓮の小説を書く。とうとう日蓮は佐渡に流されてしまった。しかも、弟子からは、なぜ法華経を正しく信奉してきた自分たちが守護を受けられないのかと疑問を投げかけられる。その問いに、日蓮はすぐに答えられない。果たしてそこからどう立て直していくのか。それを描かないといけない。

次にほぼ2冊同時に刊行されることになっているが、両方ともアマゾンなどでは予約ができる。3月15日発売の『人は死ぬから幸福になれる』は青志舎から出る単行本で、翌16日発売の『ほんとうの親鸞』は、講談社現代新書。講談社の新書はα新書の方からは出しているが、現代新書ははじめて。古くからある、岩波、中公、講談社の新書はなんとこれがはじめてになる。

March 08, 2012

3月7日(水)平成中村座で勘九郎襲名披露興行を見る

午前中は家で仕事をする。日蓮の小説、8つ目のまとまりを直していくと、午前中いっぱいかかった。いよいよこの後、日蓮は佐渡に流される。クライマックスが近づいてきている。

午後は、浅草へ。平成中村座の夜の部を見るため。地下鉄に乗っていたら、上野で、日経新聞の河野さんとばったり。行先は同じ。

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先月の勘九郎襲名にはいかなかったので、今回の襲名公演はこれがはじめてになる。やはり「口上」があるので、夜の部にした。最初は「吃又」。この前も三津五郎と時蔵で見た気がするが、仁左衛門と勘三郎は、恐怖の末っ子コンビで、甘え倒すところがすごい。とくに、女房が亭主の吃りを嘆くところ、勘三郎が難聴になっただけに真に迫っていた。今日はこれで十分というくらいの出来。

「口上」では、その勘三郎がよくしゃべった。体調もだいぶ回復してきているような感じで、何より。来月は「法界坊」もやる。驚いたのは、笹野高史まで列座していたこと。勘三郎が、「縁もゆかりもない」と言ったのは、昔批判を受けたことへの皮肉だろうか。とうの勘九郎はやはり真面目。

「御所五郎蔵」は襲名披露の演目。勘九郎の五郎蔵は、ちょっとまじめすぎて、面白味がない。土右衛門の海老蔵は、やはりニンではないのか、さえない。終わりのところでらしさが出たら、「後は所作事」ではしょられてしまった。逢州の七之助が出たところで、空気が変わったのは、やはりすごい。扇雀は、もっと裏表をはっきりさせた方がいい気がした。

最後は、若手の「元禄花見踊」。この成駒屋の若手は、みな、どこかちぐはぐで今後が心配。

March 07, 2012

3月6日(火)斎藤明美被告からの謝罪の手紙と使われなかったテレビのインタビュー取材

朝は家で仕事。日蓮の小説を書く。その間に、速達が届く。これは、オウムの平田信被告とともに逃亡生活を送っていた斎藤明美被告からの謝罪の手紙。今日が彼女の初公判になる。それに合わせてということでもなかったのだろうが、平田が私が住んでいた元マンションの爆破に関与していたということで、この謝罪の手紙を書くつもりになったらしい。彼女とはまったく面識がなく、いまさら謝罪と言われても、それをどう受け取っていいか、難しいところだが、平田の関与した事件にかんしては彼女なりに責任を感じているようだ。公判では、容疑を認め、求刑もなされている。執行猶予がつくかどうかが焦点だろう。どちらにしても、それから彼女がどうするのか。それは問われることになると思う。

昼過ぎにフジテレビのニュースの取材がやってくる。オセロの中島さんについてのインタビューをとるため。今後彼女がどうなるのか、私なりに、同居していた霊能者なり、占い師なりからいかに離脱していくのか、三つの段階に分けて説明した。夕方のニュースで取り上げるという。

取材が入ったので昼食が遅くなり、それをとって、あわててヒルズへ。仏教のムックの巻頭インタビューの仕事がある。1時間半ほど質問を受けるが、日本人と仏教とのかかわりというものが、誰にも正しく理解されていない気がした。これはどこかでしっかりと説明しなければならない。取材が終わってから、また日蓮の小説を書く。

家に戻ると、取材に来たテレビのスタッフから電話。インタビューを持ち帰ったところ、それを使うのは難しいという判断になり、見送りとのこと。インタビューを実際に撮って、それを使わないというのは珍しいこと。ただ、取材中もこちらのいうことを本当に理解しているのか、かなり怪しく思えたので、放送しない方がよかったのかもしれない。

これは、最近、テレビにさまざまな形で出るようになって思うことだが、取材する側が何もわかっていないと感じることが多い。もちろん、若い人ならオウム事件は子供のころのことだったりするので、直接の経験がないにも致し方ないが、そもそも取材する構えがかなり怪しい。物事をしらないし、見方が定まっていない。メディア批判はさまざまあるだろうが、根本的には取材をする人の姿勢に問題があるのではないだろうか。

March 06, 2012

3月5日(月)『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』が早くも重版になり4万部を超える

朝は、家で日蓮の小説を少し書く。そのあと、金光教の教会に取材同行する家人とともに家を出てヒルズへ。金光教は、『宗教家になるには』改訂版のインタビュー。これで、すべてのインタビューが終わるらしい。

ヒルズについてから、小幡さんと昼食。子どもの給食がカレーだと聞いたので、それにあわせてシュリンプカレーを食べるが、けっこうこれが辛い。

昼食からライブラリーへ戻る途中で、売れ行き好調の『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』の重版が決まったという連絡を受ける。初刷1万2000部に対して第2版は3万部。総計で、4万2000部になる。これで、これまで出した本のなかでは、『葬式は、要らない』、『日本の10大新宗教』、『創価学会』についで4番目の部数になった。最近の傾向としては初刷がかなり絞られているようだが、売れるかどうかが最初の段階でほぼ決まる現状からすれば、仕方のない合理的なことなのだろう。

日蓮の小説の続きを書き、夕方からは、今度転職する編集者が来て、話を聞く。そのなかでは、なぜ浄土真宗の本が売れたかが話題になる。今回は、条件がそろったようにも思うが、何ら時事性のない本が売れるというのも興味深い。最後に、今月中旬には出ることになった『人は死ぬから幸福になれる』の再校ゲラを渡す。これで、この本の作業は終わった。

March 05, 2012

3月3・4日(土日)『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』が広告も出てランキング急上昇重版を見越して修正個所を探す

土曜日から日曜日にかけては、『ほんとうの親鸞』の念校のゲラ、『人は死ぬから幸福になれる』の再校ゲラを読む。念校までちゃんと読んだのは珍しいが、初校で赤をたくさん入れたことで、やはり最後まで読まないといけなくなった。

今週から発売になった『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』の本、土曜日に日経、日曜日に朝日に広告が出たせいもあり、ランキングで急上昇。アマゾンだと最高で、本全体の21位、文教堂だとやはり全体で同じくらい、新書部門では4位になっている。今回は、出す前からある程度の予想はしていたが、その通りになった。タイトルからして、格別旬な話題でもないはずだが、どうしてこれだけ読者が生まれるのか。著者としては不思議だ。幻冬舎新書だから必ず売れるというわけではないが、相性はあるのだろう。

編集者から必ず重版になるので、訂正箇所はないかと言われ、本をもう一度読んでみる。3点ばかり直さなければならないところがみつかる。初版を買っていただいた方には申し訳ないが、次の版以降は、ここが修正される。そこをあげれば、まず20ページ後ろから2行目の南都六宗のルビが「なんろりくしゅう」になっている。これでもいいのだが、すでにその前に出ていて、そこは「なんとろくしゅう」になっているので、それに合わせることにする。次は、21ページの後ろから5行目、まだ飛鳥に都があったとなっているところ、完成してはいないとはいえ、すでに藤原京が造られていたので、「藤原京に都が移った」と修正する。最後に、115ページの6行目、永観寺となっているのを「永観堂(禅林寺)」に直す、以上。気を付けていても、また校閲が入っていても、どうしても誤りが出てしまう。固有名詞が多い本だと、起こりやすい。気をつけなければとは思うが、新書だと校正の期間がかなり限られている。

March 02, 2012

3月2日(金)BSフジのプライムニュースの集いに出かける

朝は家で仕事。また、日蓮の小説に復帰し、10数枚書く。そのあと、床屋へ行く。雨なので、客が来ないらしく、すいていた。

昼食の後、ヒルズへ。小幡さんがちょうど出るところ。彼が座っていた席で、日蓮の小説の続きを書く。全部で35枚くらい書くことができた。津田君も来ていたが、話をする暇がなかった。

5時に、ヒルズからタクシーでホテルオークラへ。フジテレビのBS,プライムニュースの集いがある。大きな会場にたくさんの人が集まっているが、最初知り合いをまったく見つけられなかった。最初に見つけたのが上田紀行さん、その後、藤本由香里、西川りゅうじん、福島瑞穂といった人たちと再会する。竹中冶堅さんも来ていた。こちらはよく会う。江田五月さんには、葬送基本法のことでお会いしたので、あいさつをするが、葬送の自由をすすめる会の会報を今日読んだと語っていた。知っている人を介して、山田昌弘さんや、慶応の塾長清家さんにも挨拶する。

せっかくなので、公明党の山口代表に挨拶する。これは初対面。そこに小幡さんがあらわれ、フジテレビの日枝さんやら、自民党の加藤紘一さんなどに自己紹介をする。ほかにも、フジテレビで昔取材にきたプロデューサやら、番組のキャスターらに挨拶。八木アナは、番組では一緒になったことがないが、出たときのものは見てくれていたようだ。

というわけで、あっという間にパーティーも終わった。たまにはこういう機会もよい。

発売になった『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』は、文教堂のランキングに入り、新書では24位前後、全体では90位前後になる。まずは、好調な滑り出しと言えるだろう。

3月1日(木)いろいろな種類の原稿についてそれを処理していくがなかには事情で締切から一か月以上が過ぎたものがあった

昨日のうちに雪もやんだ。今日はもっと暖かくなるという予報だったが、それほどは気温が上がらなかった。それでも、積もった雪はあらかた消えている。これが凍ったりすると面倒なので、まずは幸いだ。

家で仕事をする。まず、『人は死ぬから幸福になれる』のおわりにの部分を書く。これで、全体が完成した。そのあと、『大学ランキング』の編集者から、原稿はいかがかという電話がかかってくる。一度電話で依頼されたが、正式な依頼状も来ていなかったので、そのままになっていた。どうやら、それが送られていなかったらしい。あわてて、改めて依頼状を送ってもらい、原稿を書く。依頼状の締め切りは1月24日になっていた。先々月だ。内容は、女子大について。女子大をやめた人間が、女子大を勧めるような文章を書くのも妙な気がしたが、事実を書いたのだから仕方がない。

午後は、もう一本、若い人にぜひ勧めたい本についての原稿を書く。あまり人が勧めないものがいいだろうと思い、クリスティーの『オリエント急行殺人事件』をあげてみた。子どものころ、読書の楽しみを知ったのは、こうした本を通してだったように思うし、実は学問のやり方も、推理小説を通して学んだようなところがある。それについては、昔『父殺しの精神史』という本のなかでふれた。

夕方は、『人は死ぬから幸福になれる』の校正を編集者に渡すために、経堂の駅まで行く。三省堂をのぞいて、新刊の『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』が並んでいるのを確認し、コーヒーを買って帰る。

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