5月10日(木)『映画は父を殺すことにある』はアマゾンで350冊がすぐにはける
家で仕事。日蓮の小説、かなり終わりの方まで直したが、最後が問題。何度か書き直しているが、どうもうまくできない。これができたら、全体が完成する。相当頑張らないといけない。
勝間和代氏について書いた文章は、かなり広がっているようだ。彼女に関して、一つ評価できるとすれば、自分で本を書いているということではないだろうか。一時、大いに売れるような著者は、ほとんどが自分で本を書くのではなく、しゃべったものを編集者に本にしてもらうというスタイルをとっている。そうなると、文章を構成した人の人格が表に出てしまうという問題もあるし、何より本人が書いていないので、本人の文章力が上がらない。そうした人たちが飽きられてしまうのも、一つはそれが原因だろう。勝間氏は、自分でも自分で書いていると述べているし、実際に読んでも、いつも文体が変わらないので、本人が書いているのは間違いないだろう。あるいはそこに、彼女のこれからの突破口があるのかもしれない。
昨日発売になったちくま文庫の『映画は父を殺すことにある』。アマゾンでは、350冊入れたら、予約などですぐにはけてしまい、400冊を追加で入れたとのこと。その点ではなかなか好調だ。
昨日買ったハービー・ハンコックの4枚セットのCDを立て続けに聞く。有名な『処女航海』やら『スピーク・ライク・ア・チャイルド』など。マイルスのいないマイルス・バンドといったメンバー構成が多いが、どうもマイルスがいないとはじけた感じがしない。やはりマイルスは偉大だ、という話だろうか。
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