5月29日(火)9年ぶりに納豆を食べることができた
入院生活6日目。依然として格別なことはない。
仕事は、キリスト教入門を20枚ほど書いて、3章がほとんど終わるところまで来る。
それから、書評を頼まれている本を読む。『終活ファッションショー』というものだが、前に読んだ『温泉遺言ツアー』と話の筋立てが似ている。著者は司法書士でもあるというが、こういう小説のジャンルが生まれつつあるのだろうか。基本は人情物。
特筆すべきは、朝食のときに納豆を食べたこと。実に9年ぶり。この前病気をした後遺症で不整脈が残り、そのために、ワーファリンという薬を飲んでいる。この薬、血液をさらさらにするもので、納豆を食べるとその働きが抑制されるので、ずっと納豆を食べられなかった。ところが、いまは手術のために、ワーファリンを中断し、へパリンを点滴している。へパリンは納豆と関係がない。よって納豆を食べられたのだが、納豆はやはり納豆だった。どうせなら、最高の納豆が食べたかったかもしれない。次はいつになるのだろう。
あとは、朝ドラを見る習慣ができたこと。前の入院のときは、ちょうど『白い巨塔』をやっていたが、今回も主人公がインターをしているので病院もの。入院中にそういうドラマを見ると、リアリティーが増す。
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