7月10日(火)『厄年の研究』が学研M文庫の一冊として刊行された
今日は一日家。中央公論の増刊号だかで、仏教の特集をすることになり、そのための原稿を書く。40枚と量がかなり多いので、それなりにしっかりした構成にしなければならない。日本では、仏教の伝統がしっかりと守られてきたが、いったいそれはどうしてなのか。そして、日本人は仏教をどのように受容したのか。それを考えることにした。とりあえず、22枚ほど書く。
学研のM文庫というのがあって、これまでは主に時代小説が出ていたが、そのなかに人文関係のものも出ることになり、私の『厄年の研究』も含まれている。これは、前に三五館から出した『「厄年」はある!』を文庫化したもの。中身にかんしては、時間が経って訂正しなければならない部分以外は変わっていない。
厄年は、迷信の一種ともいえるが、やはり男の42歳、女の33歳の頃には何かが起こる。人生の節目に遭遇するわけで、それをどう乗り越えるか、あるいはやり過ごすかでその後が決まるのかもしれない。厄年を通過儀礼として考える本といったらいいだろうか。
とりあえず、今年6冊目の本になる。今月は、『小説日蓮』も刊行の予定なので、7月までで7件8冊刊行することになる。これで、毎月一冊のペースを上回る。
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