7月30・31日(月火)イスラム教とは何かの講演と壱太郎のお初
仕事も一応ケリがつき、締切原稿も書いたので、オフモード。それでも月曜日は、アカデミーヒルズで話をしなければならないので、午後ヒルズへ。まず、森美術館で、「アラブ・エクスプレス展」を見る。講演と関連するので、ぜひ見ておかなければならない。アートというよりも、政治的な主張が先行している印象を受けた。要するに、アラブの人たちには主張すべきことがあるわけだ。そこが、今の日本とは根本的に違う。
講演は、かなりの数の人が集まってくれた。100人近く。講演は、イスラム教について。イスラム教が、なぜ「イスラーム」と呼ばれるのかを中心に、その特徴を話す。意外とこれが知られていないことなのかもしれない。1時間話して、そのあとは、読売新聞社の長谷川由紀さんと短い対談。カイロにいた方だけに話が具体的になる。質問を受けて終了。
火曜日は、午後、調布のグリーンホールへ行く。歌舞伎の巡業講演。近松座30周年ということで、それも楽日になる。藤十郎の挨拶から。これは軽妙で面白い。次が、「夕霧名残の正月」。近年の復活で見たことがあるが、今回は舞踊劇にした新作とのこと。何かまとまりを欠いている。扇雀が、息子の踊りを怖い顔で見ていたのが印象的。
最後は、お目当ての壱太郎お初の「曽根崎心中」。花道が重要な芝居だが、その花道が短いせいもあり、全体的にも中途半端。やはり、物語が今の時代とそぐわなくなっているのかもしれない。その分、物語世界に入り込みにくい。なぜ二人が死ななければならないのか。仕組まれたということがバレたあとだということが観客の分かっているのも、悲劇なのかどうかをわからなくさせている。壱太郎にはやはり新しい演目が必要なのだろう。
夜はホームページの打ち合わせを兼ねて、季織亭で。
明日からオフなので、ブログは9日くらいまでお休みの予定。
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