9月6日(木)韓国のKBSラジオの無縁社会についての取材を受け韓国社会の仕組みについて考える
午前中は、頼まれていた原稿を書き、それを送る。『小説日蓮』について著者自身が語るというもの。指定された字数で書いたら、最初足りないと言われた。しかし、ゲラになるとぴったり。これぞ超漢字の「原稿プロセッサ」の威力だろう。
土曜日に朝日カルチャーセンターの横浜教室でする「親鸞と日蓮」の講義のレジュメを作る。今のところ60人も受講者がいるという。残席もわずかとか。
それから、『宗教は必要か』最後の章の直しに入るが、ここはほぼ全面改稿なので、新しく書いているようなもの。少しそれをして、昼食後、ヒルズへ。ヒルズでも、その続きを書く。
ヒルズでは、『フライデー』の編集者がコメントを寄せた号をもってきてくれる。そのあと、監修本の原稿が届くが、こちらはちょっと問題がある。
最後に、韓国のKBSラジオの人が通訳をつれてやってきて、番組のための取材。テーマは「無縁社会」。韓国でも、最近大学の名誉教授が無縁死になり、それが社会に衝撃を与えたらしい。取材が来たのは、『人はひとりで死ぬ』が韓国語訳されているから。
無縁社会になった原因などを話すが、考えてみると、日本では無縁死を防ぐ対策を国家全体でやっているようには思えないし、あまりその声も上がらない。どこか、仕方がないという空気があるのだろうか。ところが、韓国では、かなり深刻に受け止められていて、無縁死は防がなければという意識があるらしい。そこがどうも違う。それだけ、韓国では家族のつながりがまだ強いのかもしれない。
ただ、話をしていて、もしかしたら韓国の社会は、チャンスが一度の社会で、失敗したときに挽回するということがひどく難しいのかもしれない。大学入試が一度だけのチャンスというところにそれがあらわれているのではないか。そう考えると、慰安婦問題なども、一度慰安婦になってしまったら、そこから立ち直れないということなのかもしれない。ちょっと韓国の社会の在り方は研究してみる必要がありそうだ。
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