11月12日(月)新橋演舞場顔見世の「四千両小判梅葉」は必見の演目だ
朝から午後まで家で仕事。最初は監修本の原稿の直し。ほぼ午前中いっぱいかかってそれを直す。それから、経営哲学の本の参考文献表を作る。これは午後には全部仕上がって、ドキュメントにアップする。
午後には、娘の学校からの帰りを待って、東銀座へ。新橋演舞場での顔見世。行く予定ではなかったが、松緑が代役で熊谷をやっているというので、どうなのかと見に行くことにした。演舞場の入り口で黒崎さんに声をかけられる。インターナショナルオーディオショーは、私たちが帰ってからリンのブースに来たようだ。
松緑の熊谷、かなり苦戦している。初役で急な代役をやるというのは、ちょっと想像できなきくらい大変なことで、習ったことがこれまであるのかもわからない。ただ、それを見ていて、熊谷という役は本当に難しいのだと改めて思った。これまで、いろいろな役者で見ているはずなのだが、感銘を受けた覚えがない。それに、話が自分のなかにうまく入ってきてもいない。同じ子殺しでも、「寺子屋」は物語に乗っていくと、盛り上がる仕掛けにはなっているが、「熊谷陣屋」はそういう仕掛けがなく、腹ですべてを表現しなければならない。本来の仁左衛門でも相当に難しいのだろう。復帰して機会があれば、比較してみてみたい。
びっくりしたのは、「四千両小判梅葉」。前にテレビで見たことがあるが、実際の舞台ははじめて。それもそのはず、15年ぶりに上演されている。とくにすごいのが大牢の場面。菊五郎劇団のアンサンブルのよさが十二分に発揮されている。おまけに顔見世ということで、役者もそろっていて、時蔵の女房などもいい。仁左衛門の休演のせいなのだろう、客席には空席が目立つが、この演目だけを見るだけでも価値がある。
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