11月15日(木)東京国立博物館で一日すごし大いに学ぶついでに芸大の美術館も締めはボジョレー
今日は盛りだくさん。朝から出かける。千代田線で根津。歩いて国立博物館の方へむかう。芸大のところに出たら、美術館で「尊厳の美術」というものをやっていた。ポスターを見た限りでは、何の展覧会かわからなかったが、これは戦争中アメリカの収容所に入れられた日系人の美術展ではないかということで、無料でもあり入ってみる。これがすばらしかった。もちろんプロではない人たちが大半だが、なぜその作品を作るのかその意図が明確で、芸術のための芸術になっていないところがいい。これは、歴史性を考えれば、一括して国宝にしていしたもいいような気がした。
それから本来の目的の国立博物館へ。まず、「中国 王朝の至宝」の方へ。一級文物がそろっているわりに評判になっていない展覧会だが、実際に見てみると、それもよくわかる。まず、これはという目玉がない。それから、美しさに圧倒されるものがない。これでは、観客が入らないはずだ。日中関係だけのせいではないだろう。
次に、「出雲 聖地の至宝」の方へ。こちらは、場所も狭く、それほど重要なものは出展されていない。出雲の歴史博物館へ行ったことがあるので、それが東京に着た感じ。巨大な神殿は本物なのかと考えてみるのには面白いが、かつての社殿が朱塗りだったことについてもっと解説を加えたほうがいい。
法隆寺館の横のホテルオークラのレストランで昼食。外で食べるとお茶が無料でつくことをはじめて知った。寒いせいだろう。
食後、平成館に戻り、東大寺のセミナー。東大寺ミュージアムの開館一周年を記念してのもの。この催し物があるのは、行くまで知らなかった。ミュージアムの森本公誠師の講演と、映像での法華堂修理の過程の紹介。講演の内容は、修理の過程で明らかになってきた事実についての報告で、法華堂に本来はどういった仏が並んでいたのか、金堂鎮壇具が実は、大仏を作るために事前に地中に埋められたものでないことが明らかになったという話。これは、学術的には貴重な話で、私は興味津々で聞いていたが、一般の聴衆にはちょっと難しすぎたように思う。少なくとも話の重要性がわからなかったのではないか。
上野から新宿へ出て、ボジョレー・ヌーヴォーを買う。とりあえず、飲んでみるしかない。
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