11月30日(金)八幡神の章を書き終え夜は新日本風土記で奈良の習俗にふれる
家で一日仕事。八幡神について書く。一応最後まで書き終えて、見直す。全体で40枚。いったい何章になるのか、まだ完全に見通しが立っているわけではないが、次は天神を扱うことにする。
天神や天満宮は、菅原道真を祀っている。道真が大宰府に左遷された後、京の都で凶事が続き、それが道真の祟りとして認識されたことで、北野天満宮に祀られることになった。その点で、もともとは祟り神。祟る神を祀るというのも、日本ならではのやり方ではないだろうか。
その後、道真が学問の人だったことから、学問の神として信仰を集め、今では受験生の味方になっている。ただ、天神というところは、雷神がもとになっているが、天の神という側面がある。そうしたことを含め、天神をどのようにとらえるのか。天理教を研究していたときも、中山みきに天満宮が下るという伝承があったことを思い出す。
夜、NHKの新日本風土記で、奈良を取り上げているのを見た。大柳生町での「廻り明神」という珍しい習俗に、薬師寺の案内僧や春日大社の巫女の生き方をからめ、なかなか興味深い番組だった。いかにもNHKらしい。とくに廻り明神という、町内で一年交代でそれぞれの家が神を祀るという習俗は興味深いものだった。素人が神を祀るというのが、神道のもともとの形式でもある。そのあいだ、当屋はイキガミとして信仰の対象になるらしい。12月5日に再放送されるようだ。
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