12月8日(土)劇団SCOTの「シンデレラからサド侯爵夫人へ」の公演をあわてて見に行く
午前中は、『7大企業を動かす宗教哲学』の再校ゲラをみていく。阪急とセゾンの章を見る。あとは、ユニクロの章だけになった。おわりにには付け加えたいこともある。
吉祥寺シアターでSCOTの芝居をやっているはずだが、いつものようにお知らせが来ないと言っていると、家人からこの前来たのを見たではないかと言われ、招待状を渡される。それを見ると、招待日が今日になっている。あわてて、担当者に電話し、席を確保してもらう。
よって、午後は吉祥寺へ。井の頭線を降りたら工事中で、迷路のようになっている。ようやく駅を出て、吉祥寺シアターへ。『本の時間』の担当編集者が来ていたのに会う。演目は、『シンデレラからサド侯爵夫人へ』というもの。劇団の最新作の『シンデレラ』と三島由紀夫の『サド侯爵夫人』をある劇団が療法稽古しているという設定。
いったいどのように二つのまったく異質な作品が結びつくのかと思ったが、母親と二人の娘が主要登場人物で、どちらの作品でも同じ役者がやるということで、すんなりつながっている。こうした家族の関係性が、鈴木忠志さんの基本的なモチーフでもあるので、いかにもSCOTの芝居になっている。冒頭に出てくる劇団の制作スタッフ役の中村早香は、驚くところがいつも面白い。
終わってから、近くの聘珍樓で忘年会。磯崎さんや柄谷さんも来ていたが、柄谷さんはやけにおとなしかった。早く忘年会が終わったので、水野和夫さんと黒崎政男さんと、駅近くでお茶をする
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