1月12日(土)国立能楽堂で「一角仙人」を見て一噌幸弘氏の笛を聞く
午前中は、家で、来週火曜日からはじまる朝日カルチャーセンター名古屋教室の講座のレジュメを作る。テーマは、宗教から見た経済ということになるが、どういう切り口で話をするのか、そこが難しい。考えてみると、そういう話を公にしたことがない。新たな試みだ。
昼前に家を出て、千駄ヶ谷へ。国立能楽堂へ行く。千駄ヶ谷の駅は混んでいたが、どうやら国立競技場でサッカーの試合があるらしい。能楽堂の近くで昼食をとる。最初は、林望さんの解説。林さん、謡曲をやっているとのことで、着物姿。「一角仙人」についての解説をするが、「太平記」に書かれているという、ちょっとエッチな話に力を入れていた。
最初は狂言で「文相撲」。昔の相撲というのがどういうものかわからないが、今とはかなり違うのだろう。休憩をはさんで「一角仙人」。これが、歌舞伎になると「鳴神」になるわけだが、大枠は似ていても、中身はかなり違う。シテは浅見真州氏だが、そんなにお年ではないのに、足元がおぼつかない。最後に、子方の竜神がいさましく、きっぱりとしていてそれがよかった。
実は、妻が笛の一噌幸弘氏のファンになり、それで見に行ったところも大なのだが、舞台の上にはいろいろと立ち並んで、笛の奏者の姿がよく見えなかったようだ。演奏は、少しほかの笛の奏者と違う感じもした。
終わってから、歩いて新宿へ出て、デジカメの修理などを依頼して帰る。
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こんにちは。一角仙人のときのおシテは浅見師ではありません。師はくツレの旋陀夫人を格調高く魅惑的に?舞った方です。。細かい指摘ですみません。当日見てない方に誤解されてはお気の毒と思いまして。ファンなのです。
Posted by: ラクコ | January 19, 2013 07:43 AM