1月2日(水)新橋演舞場で初芝居
朝は遅め。朝食の後、実家へ行く妻子を送って駅へ。足りなくなった年賀状を買い足す。家に戻って、駅伝などを見ながら、年賀状を書く。それにしても箱根の風の強さには驚かされた。あれで走るのは大変だ。
午後出かける。時間があったので、日比谷駅で降りて、銀座方面へ。正月ムードで人でもある。歌舞伎座の横も通るが、建物だいぶできている。まるで昔の歌舞伎座。後ろにビルがあるのが違うが。
新橋演舞場で新春歌舞伎公演の昼の部。早野龍五さんとロビーで会い、新年のご挨拶。早野さんと劇場で会うのは初めてだ。まずは、「逆櫓」。この芝居の良さがあまりよく分からない。幸四郎のせいか。この部が終わってから、食事時間だが、昼食が遅かったのでパス。一階のロビーで、受付のところへ行ったら、川原和久君がいた。結婚のお祝いを言う。なんだか、場違いなところに自分はいるなという雰囲気。奥さんの松本紀保さんにも紹介していただく。そのときは言い忘れたが、彼女の舞台をグローブ座で昔見たことがある。
次は、忠臣蔵の7段目。團十郎休演で幸四郎の由良介。これは本人が悪いわけではないが、また幸四郎というムードで客席も盛り上がらない。「逆櫓」のときは、大向こうも張り切っていて、場が盛り上がっていたが。ここは、吉右衛門が登場してから、だんだんと盛り上がっていった。雀右衛門の追善ということで、芝雀がお軽。そのお軽がとてもいい。可憐で、うぶなところが得意でもあるが、初日でもあり気合も違う。吉右衛門が、あまり前に出てこないで、支えているのも立派。これには満足。
最後は、「釣女」。三津五郎に橋之助、七之助だと、太郎冠者は勘三郎とくるところ。あるいはそう決まっていたのかもしないのかと思った。橋之助は相変わらず声が高すぎる。七之助は美しく、三津五郎はさすが。
久しぶりに初日に行ったが、新春でもあり、役者の気合も、観客のノリも違う。歌舞伎は初日に行くものかもしれないと改めて思った。
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