2月18日(月)葬送の自由をすすめる会の機関誌全体に目を通しこれまでの経緯を知るとともに「安楽死」ということばの再定義が頭をよぎる
朝は家で仕事。明日の名古屋のカルチャーセンターでの講義についてレジュメを作る。それがけっこう時間がかかった。そのあと、仏像の本、第3章のないようについてアウトラインを考える。
午後は、飯田橋の葬送の事務所へ行く。会の機関誌である『再生』に最初から目を通してきたが、ようやくそれを見終わる。はじめは全部読もうかと思ったが、毎号かなり分量があり、そうもいかなかった。全部読んだら、相当なものだろう。ざっと目を通すことで、20年の運動の展開の仕方がわかったし、途中、興味深い試みがなされていたことも分かった。ただ、「自由」ということばを掲げることで、運動に制約が生まれることがあるのも否定できない。そこらを一番考える必要があるだろう。
5時前に事務所を出て、新宿経由で帰る。その帰り道、「安楽死」ということばが頭に浮かんだ。それは、日蓮遺文の会でご一緒させていただいていた松山俊太郎先生が病に陥り、その病状について知ったせいもある。大腸癌で左足が壊死し、切断。その上、胃ろうの処置を施されているという。果たしてそれでよいのか。周囲が回復を願う気持ちはわかるが、そこまでしてという思いも湧き上がってくる。
私の考えた安楽死は、安心して楽しく死ぬということで、巷間言われているものとは違う。今の世の中も、安く楽して死ぬという方向には言っているが、安心して楽しくまでは行っていない。そこらあたりを考えることが、これから重要かもしれない。
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