3月6日(水)法王選出の問題について電話取材を受ける
一日家で仕事。仏像の本、仏像の作り方の章を書いていく。多くの人は認識していないと思うが、仏像の作り方は時代によって変わる。今だと、仏師が鑿をふるって、木彫でというのが一般的なイメージだが、飛鳥から奈良時代にかけては、かなり多様な手法が使われていた。こうしたものは再現はできるようだが、それで昔のような優れた仏像ができるわけではない。人間は進歩したのか、退化したのか、文化史的にはどう考えるか難しい問題がある。
午後には、電話取材で、新しい法王選出の問題について答える。それほど詳しく事情を知っているわけではないが、今回の法王選挙は難しいことを含んでいる。なにしろ、性的なスキャンダルや財政の問題、そして何より、欧州などでカトリックが衰退している事情もある。その難局をどのように処理していくのか。新しい法王の果たすべき役割は大きい。第二ヴァチカン公会議から、もう半世紀が過ぎている今、大胆な改革が必要なのではないか。そうしたことができるかどうかにかかっている。
で、そのあとに散歩に出る。梅ヶ丘まで歩き、なかますでワインを買って帰ってきた。
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