3月1日(金)3月に入って春日信仰の原稿が終わり監修本の最終的な点検をする
3月になった。そのせいでもないだろうが、今日も暖かい。また寒くなったりするのだろうが、春が近づいていることは間違いない。ただ、花粉症の人にはつらい季節のようだ。
基本的に家で一日仕事。春日信仰について書いていく。これまでの章では40枚を超えていたが、ここは書くことが少なく、20枚を超えたところで終わった。これからの章も、そんなペースで行くことになるのではないだろうか。
ほかには、急に文庫化されることになった監修本、『まんがと図解でわかる空海と密教』のプロフィールの部分を直す。空海を開祖とする高野山真言宗では、投資で大損したというニュースが出ているが、宗教がそうした方面に欲を出すとろくなことがない。葬送の自由をすすめる会も、広く言えば、宗教法人と同じ公益法人だが、こうした点については厳格な規約を設け、それで運用している。真言宗も規約はあるのだろうが、それが簡単に破られてしまう仕組みに問題がありそうだ。
午後はちょっとだけ外出。これも監修する宗派の本、その最終的な確認を編集者とする。最後の段階でも、問題の個所が出てきて、慎重にやらないといけない。これで、私の手は離れることになる。21日に成美堂出版から刊行される。
打ち合わせが終わってから、かなり風が強かったが、少し散歩をする。すずらん商店街をまっすぐ行き、赤堤通りにぶち当たる。そこから左にまがって、駅の方へ戻っていった。コルティでは、三省堂により、『ステレオサウンド』の最新号を買う。『伊勢参り』の中公新書も買った。菅野沖彦さんが復帰されているのは、うれしいことだ。
« 2月28日(木)借りている倉庫に行って雛人形を持ち帰る | Main | 3月2・3日(土日)季織亭の比内鶏からはじまって「アゴラ」の原稿と桜月流剱あわせ »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 6月21日(土)『読書人』では生成AIの使い方について斎藤哲也さんと対談した(2025.06.21)
- 6月20日(金)『美術の窓』という雑誌でキリスト教の用語解説をした(2025.06.20)
- 6月19日(木)『日本人にとって皇室とは何か』に関連する朝カルでの講義と週刊誌の記事(2025.06.19)
- 6月15日(日)長い付き合いの『一個人』が休刊になってしまう(2025.06.15)
- 6月10日(火)梅雨に入った中『教養として学んでおきたい神社』の8刷決定(2025.06.10)
« 2月28日(木)借りている倉庫に行って雛人形を持ち帰る | Main | 3月2・3日(土日)季織亭の比内鶏からはじまって「アゴラ」の原稿と桜月流剱あわせ »
Comments