4月17日(水)村上春樹は熟成したのか老いたのか
一日家で仕事。といっても、昨日名古屋日帰りダブル講義だったので、いささか疲れて、散歩もなし。
仕事は、日本の神々についての本。その10章として、白山信仰について書いていく。これは、これまで取り上げてきたものとは少し毛色が違う。修験道系ということで、仏教色がより強い。ついでに、それと関連する山王信仰についても取り上げた。白山は、白山天台と言われたように、比叡山との関連が強かった。あとは、ほかの修験道系の信仰を取り上げる予定。
先日『日刊ゲンダイ』で取り上げた早乙女太一と西山莉奈のカップルが、妊娠、結婚とか。そのなかで、これからも別れたり復縁したりを繰り返していくと予言したが、果たしてどうなるのだろうか。結婚すれば落ち着く可能性もある。
村上春樹氏の新作、いろいろ読者の感想やら書評も出ているが、同じ物書きという立場からすると、これだけ売れる本を作り上げることができるというのが素晴らしい。インタビュー集を読むと、この作家がいかに意識的に読者を増やす工夫をしてきたのか、よくわかる。内容も文体も考えられているし、それと関連して体を鍛えるということも問題になってくる。ただ、今回の作品は、熟成したのか、それとも老いたのか、判断が難しいところに来ているような気もする。
« 4月16日(火)昼は40年ぶりの駅きしめんで夜は味噌カツ | Main | 4月18日(木)葬送の事務所では引っ越し作業が進行中 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 6月21日(土)『読書人』では生成AIの使い方について斎藤哲也さんと対談した(2025.06.21)
- 6月20日(金)『美術の窓』という雑誌でキリスト教の用語解説をした(2025.06.20)
- 6月19日(木)『日本人にとって皇室とは何か』に関連する朝カルでの講義と週刊誌の記事(2025.06.19)
- 6月15日(日)長い付き合いの『一個人』が休刊になってしまう(2025.06.15)
- 6月10日(火)梅雨に入った中『教養として学んでおきたい神社』の8刷決定(2025.06.10)
« 4月16日(火)昼は40年ぶりの駅きしめんで夜は味噌カツ | Main | 4月18日(木)葬送の事務所では引っ越し作業が進行中 »
Comments