4月2日(火)歌舞伎座開場の初日に行く
午前中は家で仕事。祇園信仰のつめ。一応最後まで書き上げる。考えてみると、河内のだんじりも祇園祭の影響を受けている。祭りを媒介にして、信仰が広まるというのが、祇園信仰の一番の特徴かもしれない。
午後は、東銀座へ。いよいよ歌舞伎座がオープンする。初日、第1部のチケットは確保できなかったが、第2部の席を確保できた。駅からあがると、すぐに広場になっていて、チケット売り場と土産物売り場がある。とにかく、エスカレーターがあるのがありがたい。それをあがって、歌舞伎座へ。かなりスケジュールがタイトなので、まだ開場していなかった。少し待って中へ。中は前と同じようで、微妙に違う。席はたしかに広くなっている。いきなり、三重大の田中さんに声をかけられる。「お祭り」では号泣したとのこと。第1部は明後日に見る。
演目は、「弁天小僧」と「将門」。全体に役者がかたいし、見る方も、新しい劇場に慣れていなくて、なんとなくよそよそしくもある。ただ、いっそうのこと、弁天小僧は菊之助にやってほしかった。菊五郎は、立ち回りになると、ちょっと足元がおぼつかない。年齢を考えると無理からぬことか。鳶頭の幸四郎と倅の菊之助はさすが。ほかにも、いつもはたいしたことのない役に、名のある役者が出ていて、いつもと違う。
「将門」は、玉三郎の久しぶりの歌舞伎。なんとなく、しばらく歌舞伎から遠ざかっていたという感じで、引き抜きを含め、ちょっともたもたしている。松緑は意外にしっかり。本人はどうかはわからないが、かなり落ちついている。途中、休憩時間に早野さんとも遭遇。明日だか、ジュネーブに行き、週末に舞い戻って1部を見るという。まことにお忙しい。
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