4月9日(火)今日も一日家で仕事をして床屋に行きAKBは「秋葉原のクラブ」ではなかろうかと考える
今日も一日、家で仕事。ここのところいろいろあり、原稿を集中して書くことができなかった。今日も、諏訪信仰の続き。これまであまりよくは知らなかったが、まとめて考えてみると、さまざまな要素がからんでいて、かなり面白い。去年、諏訪を訪れたことも、原稿を書く上ではよかった。あの高校生は東大に合格したのだろうか?
午後は、一区切りついたところで、床屋へ。そのあと、少し散歩をするが、案外風が強い。45分くらいで終わってしまった。
先日、プライムニュースのパーティーで再会した宇野常寛君の『日本文化の論点』というちくま新書を読む。タイトルは、大げさでもあるが、中身は実質「AKB48論」。それが、いかに今の日本文化として先端的な位置にあるかを論証しようとしたもので、なるほどと思わせるところもあるが、AKBというのはそもそも、「秋葉原のクラブ」としてとらえたほうがいいのではないだろうか。
ここで言う、「クラブ」とは銀座のクラブという意味で、法的には風俗営業の範囲に入るものになる。キャバクラと言い換えてもいいのだろうが、そうした女性が接待する場所のシステムからアルコールを排除したところにAKBが成り立っている。身体的な接触が、握手と手を握るというところに限定されている点で、両者は似ているし、「推す」というのも、要は「指名」にあたる。AKBのシステムを作った秋元康は、クラブ通いをしている人でもある。となると、文化の論点というには、やはりかなり物足りない。
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