7月14日(日)若手奮闘の「四谷怪談」を堪能する
日曜日で、連休の真ん中だが、とりあえず仕事。
『アサヒ芸能』の連載、ヨハネ・パウロ2世が近代では最速で聖人に列聖されたということについて、その理由を説明する。それから、8月に刊行される『プア充』の原稿を見ていき、いくつかコメントをつける。これは終わり。
午後は、東銀座へ。7月花形歌舞伎夜の部を見るため。演目は「四谷怪談」の通し。染五郎、松緑、菊之助の3枚看板。以前だと、このメンバーではちょっと物足りないところがあったが、歌舞伎座新開場以降はどうも違う気配だ。染五郎が、一度奈落を見たせいか、役者としてかなり変わってきた。声は幸四郎に近づいていて、演技では父親と違い素直で好感がもてる。菊之助も、相手になった梅枝がかなり奮闘していたせいもあるのだろう、それにあおられて、芸に余裕が出たような気がした。怨念によるお岩の恐ろしさは、まだまだだが、十分に堪能できた。
終わってから、銀座魚真へ。はじめて、シラス乗せ放題のシラス丼を食す。
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