9月26日(木)ザ・ニュースペーパーの番組の収録と島薗氏の『日本仏教の社会倫理』
午前中から午後にかけては家で仕事。まず、文芸春秋社から頼まれていた、外国人労働者問題と宗教との関係についての原稿を仕上げる。イスラム教は土葬。それで日本でもトラブルが生まれていたりする。そうした問題について考えてみた。
午後は、葬儀の本、新しい章に入った。葬儀がなぜ難しいのか、その構造から考える個所。この後は、葬式仏教のことを問題にし、最後にではどうするかの方向に行くことになりそうだ。
夕方、虎ノ門へ。JFMで放送される、ザ・ニュースペーパーの「PEOPLE~日曜日の朝刊・世界を笑え!」という番組の収録のため。リーダーには一度お会いしたことがある。話は『プア充』について。これは、この本の特徴だが、読んでくれた人は、本当に共感してくれる。おかげで番組の収録もいたってスムーズに終わる。
島薗進氏からいただいた『日本仏教の社会倫理』という本を読み終える。正法という観点から、日本における仏教の在り方を見直した本。島薗氏がこうしたことを問題にすること自体が興味深いが、なんとなく、各宗派における正法観の分析の部分は、新左翼のセクトの差異を分析しているような感じがした。ただ、その分面白い。最後に、震災以降の仏教者の実践でまとめられていて、島薗版「がんばれ仏教」になっているのが、ちょっと物足らない。そこには、理論性というものが欠けている。根本的には、浄土教系の信仰を評価しすぎてきた日本のインテリ批判ではないか。これから、どう展開するのか興味深い。
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