11月19・20日(火水)『和紙の家』と六波羅蜜寺の秘仏11面観音に出会うための旅
火曜日は、午前中は家で仕事。『仏像鑑賞入門』の初校ゲラを仕上げる。ほかに、『一個人』の連載、第4回目をかきはじめる。これは、水曜日が締め切りだが、例によって間に合いそうにない。というか、間に合わない。
午後はヒルズへ。ここのところ、火曜日はヒルズで打ち合わせ取材と決まってきた。今日も4件。まずは、東京新聞の公明党と創価学会についての取材。次は、宗教とロックの本の打ち合わせ。共著だったのが単著になりそうだという話。それから、一人っ子の育て方の取材。これは『別冊宝島』。最後も宝島で、こちらは新宗教のムックの打ち合わせ。
終わってから内幸町へ。内幸町ホールで、高橋いさを氏が演出した『和紙の家』という朗読劇を見る。朗読劇とはいえ、普通の芝居に近い。なかなか面白かったが、話の内容からすると、凄味が出てほしかったかもしれない。終演後すぐにホールを後にして、タクシーで東京駅。新幹線の最終ひとつ前で京都へ。京都では、この季節ホテルが高いので、アパホテルに泊まるが、田母神氏の本などが聖書の代わりにおいてある。
水曜日は、ホテルで朝食をとったあと、駅へ行き、荷物を預けて、まずは東寺へ。観智院ははじめて。宝物館での「東寺の密教図像」の展示が面白かった。講堂、金堂、五重塔の初重。みな、一度は見ている。
そこからタクシーで、最大の目的、六波羅蜜寺へ。本尊が開帳している。普段は辰年に開帳される秘仏で、今年は開山1050年の特別記念。秘仏であるために写真も出ていない。玉三郎さんが舞を奉納したというニュースを見て知った。これを逃すと、次は11年後になってしまいそうだったので、来た。本尊は11面観音だが、これがすばらしい。とくに顔がやさしくて、涙物の尊顔。加持もしてもらい、内陣で焼香もできた。来てよかった。
あとは、清水寺の成就院に行き、特別公開の月の庭を拝見。それから、五条から宇治へ出て、宇治上神社。ここには、日本でいちばん古い神社建築がある。これまで気になっていたが来たことがなかった。平等院にも寄らず、今度は醍醐へ。駅からバス。醍醐寺では霊宝館で、国宝の薬師如来など。閻魔図がよかった。三宝院や五重の塔なども。前は、成田屋の奉納歌舞伎で来たが、なかを見る時間がなかった。
醍醐寺前からバスがちょうどあったので、京都駅へ。疲れたので、そのまま帰る。
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