12月19日(木)授業をした後吉祥寺シアターで『新釈・瞼の母』を観劇する
朝から午後にかけては家で仕事。まず、『アサヒ芸能』の連載に、正月掲載ということで、午年のことを書く。その後は、今日の授業の準備をして、比叡山の本、親鸞の項目を書いていく。
午後は、吉祥寺へ。雨が降っているのでバスに乗ったが、道が混んでいて時間がかかった。授業では、パワポを使って、新宗教から新新宗教への転換について話す。それにしても、最近は新新宗教ということばが使われなくなってきた。授業が終わってから学生に、姉がアムウェーに誘われているのだけれどという相談を受ける。
それから、歩いて吉祥寺へ。吉祥寺シアターで、SCOTの『新釈・瞼の母』を見る。この演目の初日ということで、磯崎さんやら渡辺保さんやら、苅部さんやらと多く知り合いが来ていた。新釈というだけに、これまでとはずいぶん違う。まるでギリシア悲劇のような感じになっていた。物語をぎりぎりまできりつめ、余計なところがない。役者はいろいろと大変だろう。
上演が終わってから、鈴木さんの質問コーナー。今回は、演技論が中心。ことばのリズムの問題などが面白かった。それにしても、「日本人」が、「日本」が姓で、「人」が名前だとは知らなかった。終演後、駅の近くの台湾料理で軽く宴会。帰りがけ、渡辺さんから、「島田さん、歌舞伎は危ないです」と言われた。これも、鈴木さんの語った演劇論に関係する話のようだ。
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