12月9日(月)国立劇場で見た鷹之資の踊りにびっくり
午前中は家で仕事。まず『アサヒ芸能』の連載、釈迦の時代の仏教遺跡が発見されたというニュースについて。というか、その怪しさについて書く。それから、比叡山の連載の法然の章を補う。
昼前に半蔵門へ。国立劇場。忠臣蔵の外伝、銘々伝の3本立て。1本目は戦後の作品で、幸四郎と吉右衛門の兄弟が演じたらしい。歌昇と隼人で、最後に歌六が内蔵助でちょっと出る。少し物足りない。次は、吉右衛門の「弥作の鎌腹」。喜劇で、たしかに吉右衛門がうまいが、最後、渡辺保さんも書いているが、どうやって鎌が腹にささったのか、いまいち分かりにくい。最後は、「忠臣蔵形容画合」。黙阿弥の作だというが、忠臣蔵の各段を舞踊にして、早変わりなどのシカケを施したもの。60年ぶりの上演とのこと。
面白いような面白くないようなもので、みな踊りがうまければ、かなり楽しめるのかもしれない。芝雀と錦之介の人形振りなど、あまり上手ではない。そのなかでびっくりしたのが、鷹之資の力弥。後ろ姿は富十郎そっくりだし、からだの使い方が実に美しい。これで14歳。天才なのだろう。場内の観客もどよめいていた。
国立劇場はそっけなくて、演目も地味だが、観客が歌舞伎好きなので、集中して見ている。そこが、今の歌舞伎座と違う。歌舞伎座は、珍しいということもあり、あまり歌舞伎に興味がない人たちも来ていて、その分うるさい。少し落ち着くまで、時間がかかるかもしれないが、あるいはそういう日は当分訪れないのかもしれない。
夕方は、キッテのビルで、SJSで使っているセールスフォースの帳票処理などを扱っているオプロという会社のユーザーへの感謝の集い。挨拶したのが、これから伸びようとするそれほど大きくはない企業の人たちなので、意欲が伝わってきて面白かった。
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