1月11日(土)国立劇場で珍しい演目を見る
一家で初芝居ということで、国立劇場へ出向く。演目は、菊五郎劇団の『三千両初春駒曳』。原作は辰岡万作の『けいせい青陽集鳥』。通しでは150年ぶりというから、だれも見たことがない芝居だ。
全体に筋が複雑で、ちょっと油断しているとよく分からなくなる。見せ場は、釣天井と馬切。単独の演目で出ることもあるようだが、これも見たことがない。二役というところも、生きているようないないような。正月の菊五郎劇団は、割とわかりやすいし、奇抜な趣向もあったりするが、その点ではちょっと今年は物足りない。
1月に歌舞伎座もあれば、浅草、新橋もあるという具体で、だいたい役者の数が少ない。菊五郎、菊之助、松緑に時蔵でまわしている。田之助も出ては来るが、少しだけ。もう少し役者もそろうと面白いのかもしれない。
終わってから、お茶をして家に戻る。
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