1月25・26日(土日)島田塾で牧口の尋問調書を読み原一男さんと久しぶりに会いドイツ人の留学生の指導らしきことをする
土曜日は、午後からSJSの事務所で「島田塾」の3回目。今回はレジュメを作るのが面倒ということもあり、牧口常三郎の尋問調書を読んでみることにした。かなりの量があり、おそらくは牧口自身が書いたものだが、彼の思想というものを知る上ではかなり重要な資料。全集にもおさめられているし、本も書かれているが、あまりまともには読まれていないように思う。読んでみるとやはり面白い。牧口のストレートというか、妥協を許さないというか、あまりに杓子定規というか、ユニークな性格が浮かび上がってきた。とても、犯罪を犯して、それを抗弁する調書とも思えない。終わってから、神田で宴かい。岩立さんに車で送ってもらうが、工事による渋滞で時間がかかる。
日曜日は、朝からヒルズへ。原一男さんが、セルフという観点からアテネフランスで講座をやるので、協力してくれという話。ほかにも、いろいろ話がでた。協力しなければならないこともありそうだ。
そのあと、靖国神社関係の資料をプリントする。これがかなりの量。靖国の資料集成がデジタル化されているのは助かる。それから、『一個人』の原稿の本バージョンを短くする作業をして、『アサヒ芸能』の連載、明日締切のものを書く。テーマはカトリックの聖職者の性的虐待。
午後には、ドイツのマルティン・ルター大学の日本語科の博士課程の学生さんがきた。私の『天理教』を読んで、感銘を受けたとのこと。博士論文では、天理教を題材に淫祇邪教観とのかかわりをやりたいとのこと。どう協力できるかを話し合う。それにしても、最近は天理教を研究している人もいないし、新宗教研究も低調。こうした状況は困る。
家に戻ってから、週刊誌の電話取材を受ける。慶応幼稚舎について。
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