1月28日(火)平田信裁判傍聴は3日目でたまたま統一教会勝訴の場面に遭遇する
朝から霞が関へ。妻が急に傍聴しようかと言い出したので、抽せん開始の9時20分をめざして急ぐ。けっきょく、ぎりぎりセーフで間に合った。
今日の公判では、無期懲役が確定している杉本繁郎受刑者が証人として出廷した。彼は第7サティアンでのサリン製造にも関与していた。検事の質問はそうしたところから。そして、事件が起きた3月19日にどうったことがあったのかに移る。ただ、この証人からどういった証言を引き出そうとしているのか、それが少し曖昧。事件の前提として平田被告がどういったことを知っていたのかを明らかにしようとするものかもしれないが、弁護側の質問も含め、わかりにくかった。
裁判が終わってから、新聞社の人と地裁の前で話をしていたら、50代前後の男の人たちが大量に門の前に集まってきた。どうやら何かの裁判で勝訴したのを祝うためのようだった。聞いてみると、統一教会の信者が長い間拉致監禁されていたことに対して、その家族に賠償命令が下ったという裁判らしい。つまり統一教会の側が勝ったということで、そこに集まって人たちは喜んでいた。なかには、米本和弘氏の姿も、彼には実に久しぶりに会った。統一教会の人たちは、傍聴に来ていたらしい有田芳生氏を批判もしていた。ということは、この日、オウムの法廷を含め、有田芳生、山口広、米本和弘、江川紹子、藤田庄一、青沼陽一郎、それに私と、こうした問題に深くかかわってきた人間が同じ地裁に集まっていたことになる。
そこから、ライブラリーへ行く。靖国神社関係の資料をプリントアウトするが、これが膨大でなかなか終わらない。その後、同級生の渡辺君が来て、麻布十番で飲む。
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