2月18日(火)映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常』の試写を見るがとてつもなく面白かった
朝は日比谷へ。東宝の試写室で、映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』の試写会を見る。この映画、三浦しをんさんの小説を原作としたもので、撮影に入る前スタッフの方がこられて、脚本について意見を求められた。その縁で、試写の招待が来たので、行ってみた。話は、都会の青年が林業に携わるようになり、そこで成長をとげていくというもの。
監督は、矢口史靖さんで、これまでもイニシエーションの構造がはっきりした映画を撮ってきた人だけに、その点でそつがない。何より、林業という、都会の若者には無縁の世界を描いたところが面白く、林業に携わる人たちは、まるで違う世界に生きているかのよう。山人という民俗学の言い方を思い出した。ストーリーも明確で、それぞれのシーンがテンポよく展開していくので、まったく飽きないし、感動させるようなところも少なくない。最後の祭りのシーンは、撮影が大変だっただろうし、ちょっと意見を言った部分でもあるが、何より、山の自然が美しく撮れている。最近見た映画の中では一番面白かった。海外に出したらどういう評価が下されるのか、興味深い。きっとヒットすることだろう。
映画が終わってから、帝国ホテルで昼食。「讃」という和食ダイニングにはじめていく。全くヘルシー。
それから、ヒルズへ。ライブラリーで、神社と日本人にかんするムックの総論の部分を語る。けっこう時間がかかった。その後は、週刊誌の取材で、宗教教団の政治的な主張について。こちらは答えにくかった。
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