2月3日(月)井上嘉浩死刑囚の証言を聞いて思うことがあった
朝から霞が関へ。平田信の法廷。今日から、井上嘉浩死刑囚が証人として出廷した。まずは仮谷事件から。休憩の後、これまで語っていなかったことについて語りだすと、涙声にかわる。中川死刑囚が、彼に対して、仮谷事件では、実験のために薬を使い意図的にポアしたと語ったらしい。そのことを、これまでの法廷では語れなかったという。
それから、話は爆破事件と火炎瓶事件へ。これまでのほかの証人の証言とも合致している。検察側の質問が終わったところで、4時に終了になる。防弾ガラスが傍聴席の前にあり、井上の姿はついたてで見えない。それにしても、振り返って考えてみるなら、オウムの信者たちが前のオウム裁判で証言したことは、それぞれが自分の刑が確定しないなかで、刑を軽くする意図や法廷戦術のもとにされたものだということが分かった。あるいは、麻原に対する信仰ということもそこにはからむのだろう。今回聴いていると、いろいろなことがはっきりしてくる。真相はやはり前の裁判では明らかになっていないのではないか。そうした部分もあるのかもしれない。
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