9月11日(木)秀山祭昼の部と眼底検査
朝は少しだけ仕事をしてというか、ほとんど仕事はできず、東銀座へ。秀山祭の昼の部を見に行く。
最初は、「菊畑」。ほとんどの役者が初役のような舞台。松緑はまさにニンだし、歌六も悪くない。米吉もがんばっていて、よい出来だったと思う。染五郎がまるで10代に見えるところが恐ろしいが、逆にこれで弁慶ができるのかと心配にもなる。
次が「法界坊」。平成中村座以外では、これまでこの演目を見たことがない。中村座のイメージが強く、それに影響されているので、最初は集中するのが難しい。同じところもあれば、違うところもあり、そういうところが気になったりもする。もちろん、吉右衛門の演技はうまいのだが、先に中村座を見ていると、それを真似しているように感じられてしまう。中村座の小さい小屋でやったときの、舞台と客席との距離感が、歌舞伎座だと広がりすぎて、そういう親密さがない。大切も、迫力に欠けたものに思えてしまう。
終わってから、松竹のビルで歌舞伎パフェなるものを食べ、経堂に戻る。戻ってから、コルティの眼科に行き、眼底検査をする。かなり間を置いたので、念のため。格別問題はないが、これも念のため、予約がないとできない緑内障の検査を後日することになる。それにしても、3Dで撮影された自分の目の写真を見るというのは、何やら恐ろしい。問題がないのでよかったが、問題個所をあれで見せられたら、人間かなりへこむのではないか。
というわけで、検査で瞳孔を開いたので、寝るまでまぶしかった。
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