1月13日(火)新春浅草歌舞伎は若手が頑張って意外の充実ぶり
朝少しだけ家で仕事。戦後宗教の本、5枚ほど書く。
それから浅草へ。新春浅草歌舞伎を見に行く。第1部は2階席の奥。歌舞伎座に比べると近いし、何より席が広い。最初の曽我ものの舞踊はあまりよくわからない。松也に五郎らしさがない。次の「一条大蔵卿」。作り阿呆の場面がないのが残念だが、歌昇がかなりがんばっている。すがすがしいところがいい。その分ドラマははっきりしている。最後は、珍しい「独楽売」。巳之助も家の芸だけに悪くないが、種之助がすんなりとそれについていけているのがいい。
第1部と2部の間に、外に出てお茶をする。
第2部は、忠臣蔵の5,6段目。とにかく松也をはじめ出演者が全力投球しているのがいい。見ていて少し疲れたが、役者の必死さと勘平などの必死さが重なって、なかなかよい舞台になっている。十分に堪能したという出来。「猩々」では、種之助が切れのいい動きを見せる。「俄獅子」は、たしかに羊の趣向がやぎのようでよくわからない。
予想以上に若手が頑張って、ちゃんとした舞台になっているのがいい。とくに第2部が楽しめた。
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