2月22日(日)三津五郎さんが亡くなったのに驚く
日曜だが、大学の試験の成績を出さなければならないので、残っていた試験を採点する。数が多いだけに時間がかかった。案外、気力のいる作業だ。今年の授業は、Sがそれなりにいたが、逆に不合格のFも多く、成績に格差ができた。これは、授業が世界の新しい宗教状況を踏まえたもので、出席していないと分からなくなるせいかもしれない。今年から電子採点なので、ネット上で記入する。
午後はレコードなどを聴いていたが、パチパチゆうのがあったから、これは洗ってみようと、近くのホームセンターへ行って、ラベルを保護するものを自作しようとした。それはだいたいはうまくいったが、もう一つパッキングを入れないとだめそうだ。
夜、三津五郎さんが亡くなったというニュースを知る。膵臓がんということだったので、それを聞いてから覚悟をしてはいたものの、59歳は若い。歌舞伎の過酷さからすると、そう長生きはできないものなのだろうか。
舞台では何度も拝見しているが、一度だけ、普段の姿を見たことがある。地下鉄丸ノ内線に乗っていたら、御茶ノ水あたりで、三津五郎さんが私の乗った電車に乗ってきた。その恰好が、日頃の端正さを裏切るように、雑というか、きたないというか、あまりの落差に驚いたことがあった。今は、ご冥福を祈るしかない。演劇界のカレンダーでは、6月に順番が回ってくるはずだったのに。
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