3月10日(火)歌舞伎座昼の部「菅原伝授手習鑑」の後半はまあまあのでき
午前中は、家で仕事。小説『勧進帳』の原稿を最後まで書き、それを全部見直す。一応ころで完成。全体で80枚ほどになった。果たして出版までこぎつけられるかどうか、新しい試みなので楽しみだ。
午後は歌舞伎座へ。夜の部を見るため。火曜日ということもあり、少し空いている感じがする。大物俳優が出演していないということもあるだろう。
実は、15年前に初めて、歌舞伎座で歌舞伎を見たのが、今回の「菅原伝授」の後半の通し。そのときは、三兄弟を団十郎、幸四郎、菊五郎がつとめていた。「寺子屋」で、子殺しのことを知って、驚愕したものだったが、その点では懐かしい演目だ。
染五郎が松王丸だが、体調が悪いのか、あるいは花粉症でもあるのか、声に張りがなく、生彩に欠ける。松王が決まらないと、全体がしまらない。はじめて見た時には、「賀の祝」のよさがわからなかったが、念仏信仰もからんでこれは、よくできた芝居だ。
「寺子屋」も、かなり配役が若くなっているが、ち密に構成されていて、やはり見ていて面白い。今回は「寺入り」がついているが、これは実は初めて見たのではないだろうか。寺入りがつくことで、全体がよくわかる。
まあまあの出来という感じの公演だった。
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