4月12日(日)平成中村座の桜席をはじめて体験して面白かった
土曜日はほぼ休み。ちょっとだけ、原稿に手を入れた。
日曜日は、朝から娘と浅草へ。浅草寺境内の平成中村座の公演を見るため。ただ、チケットが昼の部、夜の部とも2枚しかないので、親は交代で見ることになった。娘だけ、ずっと通し。
昼の部は、桜席。舞台の横の席で、これが中村座の名物。これまで体験したことがなかったが、かなりおもしろかった。舞台裏も見られるし、芝居が近い。役者の姿に生で接しているという感じがより強くなる。最初の「角力場」、濡髪と長吉とのやり取りなど、まさにその場で聞いているかのよう。「勧進帳」でも、ちょうど目の前に富樫がいて、それが弁慶に迫ってくるのを、弁慶と同じように感じている気がした。得難い体験だった。
ここで、妻と交代し、私は、ヒルズへ。『お墓の未来』の本の初校ゲラを見ていった。電車のなかでも見たので、最後まで終わった。
終わってから、また浅草へ。夜の部の最後の「幡随長兵衛」を見る。こちらは、桜席ではなく、一階うしろの竹席。それでも、最初の劇場内の場面、距離が近いので、ほかの劇場で見るより面白く感じた。交代する前、外に居たら、劇場のなかの声が外に聞こえるのがわかった。それにつられて、舞台の後ろに行ってみると、「高杯」の最後で、後ろがあき、そこに用意された桜が見られるようになっているのを知る。これをお目当てにしている人々が数人いた。
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