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April 2015

April 30, 2015

4月29日(水)連休明けに出る『ほんとうの日蓮』の見本が届く

昭和の日で一日休みだが、家でずっと仕事。ひたすら石原莞爾のことについて書く。20枚近く書いた。この分で行くと、明日にはこの章が終わる。

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中公ラクレから出る『ほんとうの日蓮』の見本が届く。『ほんとうの親鸞』に続く、「ほんとうシリーズ」の第2弾のような感じになった。中身はかなり違う気がする。こちらは、9年間にわたる遺文の勉強会の記録でもある。その点では、本になるまでに10年以上がかかっていることになる。これは、今書いている『八紘一宇』の本にも大いに関係し、その基礎になるようなものにもなっている。

日曜だというのに、娘は朝から学校の部活に行き、帰ってきたら、今度は塾のテストの準備をして、テストに出かけていった。中学生というのは忙しいもので、小学校の時代とはあまりに違う。それができるのも若いからだろう。

April 28, 2015

4月28日(火)初日から混雑していた鳥獣戯画展と田原総一郎さんに靖国神社について聞かれるの巻

朝は、鴬谷へ。途中、山手線が遅れたので、約束の10時につかなかった。編集者と待ち合わせて、「鳥獣戯画展」へ。今回は修復後初の公開ということで、京都国立博物館についで、東京国立博物館での展示になった。修復前にサントリー美術館で見たことがあるので、はじめてではないが、ほかにも明恵やらについての展示があるので、そちらの方がむしろ楽しみか。


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朝日新聞が力を入れているので、もしやと思ったが、すでに会場は混雑していた。初日にもかかわらずである。とりあえず、一番皆のお目当てで混むと予想された甲巻の展示に行ってみると、すでに40分待ち。とりあえず、しかたがないのでそれに並ぶ。見るところは、意外とゆっくりとみられた。そこから、最初に戻って順に見ていく。明恵という人のことはそれほど知らないが、なかなか興味深い。あとは、華厳宗の宗祖の絵巻物が半分だが、すべて見られるのは珍しい。鳥獣戯画の乙丙丁巻は比較的すいていた。

終わってから、東洋館の食堂で昼食をとり、鴬谷へ戻り、新橋を経由して溜池山王へ。ANAインターナショナルホテルに行く。田原総一朗さんから呼ばれていて、靖国神社についてインタビューを受ける。たまたま、ライターの人が、ほかの仕事でも最近一緒の人で、こういうのは珍しい。1時間ほど話をする。

鳥獣戯画展は、これから相当に混むことが予想される。初日でさえ、後になると甲巻は80分待ちになっていた。となると、開館前に並んで、すぐさま甲巻を見に行くという戦略をとるしかない。休みの日に行くと、入場待ちがあることが予想される。暑いとかなりつらい。入口のところに日傘が用意されていたので、それがあれば使うべきだろう。あとは、8時までやっている金曜日を狙うしかないかもしれない。

4月27日(月)宗教についてのお勧め本を初級中級上級計9冊あげてみる

午前中は家で仕事。『八紘一宇』の本、石原莞爾に入る。11枚ほど書く。


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午後は、ヒルズへ。働く女性向きの雑誌が、プレジデント社から創刊されるらしく、その取材に答える。テーマは、一生ものの教養ということで、宗教についてのおすすめ本を、初級、中級、上級それぞれ3冊上げろというもの。手塚治虫の『ブッダ』からはじめて、私が翻訳した『虚無への信仰』まで9冊ほどあげてみた。こういうセレクトものはたまにあるが、毎回同じとはいかないので苦労する。

終わってから、SJSの事務所へ。反対派勢力に対する対処の仕方を考える。向こうも、だらしがないので、それが対応に困る。はたしてどうなるやら。面倒なことだ。

April 26, 2015

4月25日(土)昼夜外食で昼間っからワインの試飲会を体験する

土曜日なので基本的には休み。ウェブの連載原稿、最後の5枚ほどは書く。これで来月分はできた。

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昼は、娘が部活でいないので、夫婦で外に昼食を食べに出る。地元の寿司屋寿矢の新しい店があるので、そこへ行ってみる。寿司も天ぷらも980円と手軽。

そこから、ミツゲツの下にある、ワイン屋anyway grapeによって見たら、南仏ワインの試飲会をやっていた。1000円で12種類のワインが試飲できる。説明を受けながら、白からロゼ、赤と飲んでいく。そのなかでいちばんおもしろかったのが、ワインというか、飲んだとたんにブドウだと感じたもの。これはあまり飲んだことがなかったので、家でも飲もうと買ってみた。

そのあと、家に戻り、DeNA戦を見る。夕方は、また出かけて、博多ラーメンを食べる。はじめて寄ったところだが、麺が細い。けっこう繁盛していた。

夜は、錦織の試合を見る。クレー・コートなので、試合の雰囲気が違う。昔中学校でテニス部に入っていた時に、コートをならして、整備していたことを思い出した。

April 25, 2015

4月24日(金)原稿と校正とアジフライとDeNA

今日は金曜日だが、一日家にいる。

連載原稿を書き始めたが、何か疲れ気味で、あまりはかどらない。そこで、『お墓の未来』の再校ゲラをどうせ今日中に見なければならないので、そちらの作業に移る。なんとかそれを仕上げて、それほど多くはないのでファックスする。

あとは、連載原稿に戻り、全体で21枚分書く。これだとまだ少し足りないので、明日続きを書かなければならないだろう。

これで、一日が終わった。夕食にアジフライを揚げる。ついでに娘のリクエストで、プチトマトもフライにした。娘の大好物。これは、外で食べるとそれなりの金額を必要とするが、考えてみると、家でやれば、それほどかからない。娘は10個くらい食べて、塾へ行く。

夜は、DeNA戦をテレビとニコ生で見る。7連敗していた時にはどうしようもない状態だったが、ここで連勝。若いチームだけに試練を乗り越えつつ強くなっていくのではないだろうか。もちろん、期待を込めてのことだが。

April 24, 2015

4月23日(木)女子大の図書館へ初めて行き丸山真男文庫を見る

大学に行く日だが、今日は授業準備の必要がない。午前中は、神社仏閣ガイドの残りの2本の原稿などを書く。

少し早目に家を出て、大学へ。はじめて図書館に行ってみる。東大教養学部の紀要を見る必要があったからで、それをコピーする。武士道についての論文。そのあと、授業までの少し時間があったので、丸山真男文庫の開架のところを見てみる。著作と蔵書があった。この環境は、丸山真男研究をするには格好のものだ。これは生かさないといけないかもしれないと少し思う。

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授業では、『ローマの休日』の2回目。かなり細かく見ていかないと分からないので、リピートし、メモをさせてみていく。

演習では、新渡戸について少し見ていったあと、先週の記念室の感想を聞き、さらに女子大を選んだ理由なども聞いてみる。やはり、共学から来た学生と、女子校から来た学生とでは女子大に対するとらえ方が違う。共学からくると、入る前はどろどろしているのではと警戒するが、実際に入ってみるとそうではないことを知り、安心するらしい。一方、女子校から来た学生にとっては、女子大の方がどろどろしていると感じるらしい。ここらあたり、日本女子大でも感じたことだが、面白いところだと思う。連休明けからの発表の分担を決めて、少し早目に終わる。


April 23, 2015

4月22日(水)組織もインターネットもトラブル続き

午前中は少し家で仕事。神社仏閣ガイドの原稿を書く。

昼前には、SJSの事務所へ。会計士がきて、決算を見せてもらう。今、この組織では面倒なことが起こっていて、その処理がいろいろある。詳しいことはまだ書けないが、追って書かなければならないだろう。

夕方までいて、帰宅する。かなり疲れた。妻と娘の方は、中学校の個人面談があったようだ。先生も新卒なので、まだ要領があまりわかっていないようだし、小学校とは担任の意味も違う。娘の方は、学校が楽しくてしょうがないと朝言っていたので、何も問題はないのだろう。

夜、テレビが見えなくなり、インターネットもつながらなくなった。どうしたことかと調べてみたら、大元の端末に電源が入らなくなっている。いったんは修復したものの、また入らなくなり、最後はうんともすんとも言わなくなった。こうなると、ネットは使えないし、テレビも見られない。昔はこんな状態だったわけだが、今はすべてそれに依存しているので、面倒なことになった。明日はNTTに電話しないといけない。

April 22, 2015

4月21日(火)疲れたので仕事には精を出さず『加藤周一を記憶する』を読む

一日家。先週から今週の頭にかけて、かなり忙しかったので、今日はあまり仕事をしないことにした。

それでも、『八紘一宇』の本、宮沢賢治のところを見直し、それを完成させる。次は石原莞爾だ。

あとは、神社仏閣ガイドの連載原稿、高野山について書く。ちょうど行ったばかりだし、取材も受けているので、そうしたことを盛り込んで書く。

午後、『お墓の未来』の再校ゲラを受け取るために、ぎんねこコーヒーに行く。ゲラの方はさして問題がないが、次の企画ということで、編集者からは読書論とかどうかなど言われる。たしかに、そんなものは書いたことがないが、格別読書論として主張したいことがあるわけでもない。どうしたものだろうか。

講談社の編集者から、成田龍一氏の『加藤周一を記憶する』という新書を贈られたので、夜はそれを読む。新書と言っても400ページを超えていて、加藤の生涯の仕事を全体として追っている。『日本文学史序説』は、網羅的なので、時々今でも使うことがあるが、その歴史観についてはどうかと思うところがないわけではない。そこらあたりのことが、これを読むと理解できるのだろうか。とりあえず、300ページくらい読み終える。

April 21, 2015

4月20日(月)名古屋の中日劇場で猿之助の「雪之丞変化」を楽しむ

名古屋へ行く。中日文化センターからのご招待で、中日劇場での歌舞伎公演を見に行く。朝、小田急線が遅れて、最初の「操三番叟」には、途中から遅れて入る。

面白かったのは、「雪之丞変化」。これは、今回猿之助のために新たに書き下ろされたものだというが、全体の印象は、スーパーではない「スーパー歌舞伎」。あるいは、猿之助歌舞伎と言った方がいいのかもしれない。音楽が下座音楽ではなく、現代音楽なので、大衆演劇風でもあったが、場面転換がスピーディーで、展開も早く、これからどうなるのだろうという期待を常に抱かせるように進んでいった。

猿之助は、まさに猿之助で、くさいといえばくさいが、それで全体がしまる。米吉の鉄火なあねごなどもなかなかうまく、観客は大喜び。宙乗りも、タコが使われ、スリルがあった。これはおそらく、演舞場で再演されるのではないだろうか。

昼の部が終わってから、文化センターの方に顔を出したら、夜の部も見ていきますかということになり、予定が変わる。途中、読売新聞の大阪から高野山の大法会のことについて電話取材を受け、そのあと、夜の部を見る。

うっかりしていたのは、猿之助が口上にしか出ないこと。愛之助の早変わりとはいっても、そんなに多くはなく、通常の「八犬伝」。八犬伝は、超長編だけに、歌舞伎化が難しいが、途中、隼人のおいらんなどが見られて、後半は面白かった。

この前の秋の名古屋もよかったが、意外に名古屋公演は面白いのかもしれない。夏には、六本木でやった海老蔵の地球投げもある。

4月19日(日)黒崎邸を訪れて蓄音器を聴かせてもらい計算機をお土産にいただく

東京女子大でお世話になっている黒崎政男さんのお宅におよばれ。先日、SPレコードのラジオ放送を聴いて、一度スタジオに呼んでくれと言ったら、自宅へ招待された。矯正歯科へ寄った妻子とともに、一家で出かける。

黒崎さんが何台も蓄音器をもっていることを知ってはいたが、5台もあるとは驚いた。主に最近買ったという、世界に500台しかない、なんとかという蓄音器で聴かせてもらった。蓄音器にスピーカーがないことを改めて認識したが、変装者がすぐそこにいるのを感じる。よいオーディオでは、そういうことがあるが、蓄音器の臨場感は独特だ。クライスラーなど、弦の微妙な使い方などがよく伝わってくる。

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我が家のイグザクトのシステムも、結局はそこを目指しているのだろう。ハイレゾ音源などは似たところがある。最もシンプルな機械の音を最新の技術がめざすというのも面白い。

ほかにもいろいろ聴かせてもらい、ご自慢の骨董なども見せてもらう。すごいのは、17世紀だか18世紀だかのマイセンやミントンなどが普段使いになっていること。たくさんあると、割れても気にしないし、生涯にそれほど割ったりはしないという合理主義も面白かった。

最後、子供が昔のタイガー計算機に目をつけ、いじりだしたら、もう2台あるからとくれることになった。これが重くて、帰り苦労したが、思わぬお土産までもらってしまった。最後は近くの、こだわりの蕎麦屋で夕食。

April 19, 2015

4月18日(土)岩波講座現代の編集会議に出る

土曜日。午前中は何もなし。

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午後、神保町へ出かける。岩波書店へ。岩波講座『現代』というものが刊行されることになり、その編集会議。全体は9巻で、その第6巻が、大澤真幸編で「宗教とこころの新時代」。そのなかで、私は「オウム真理教事件 21世紀かあの再考」という原稿を頼まれた。

編集会議には執筆者10人のうち8人が集まり、最初に大澤さんの趣旨説明の後、各自が書こうとしていることの内容を説明し、その後質疑という形で、一人当たり30分弱で進んでいく。こういう研究者が集まった場所というのは、私にとっては最近あまり経験していない気がした。話が通じやすいことは確かで、それが一般世間とは異なる。

古市君その他、初めて会った方も多く、すでに面識があったのは、大澤さんのほかは、末木さんや芳賀さんくらいだった。末木さんからは、葬送の自由をすすめる会も大変ですねと言われた。末木さんは前からの会員、少し現状についてお伝えした。

終わったのは、5時半。新宿へ出て、食べ物などを買い、帰宅する。

April 18, 2015

4月17日(金)NHK文化センターで『昭和天皇実録』を読む講座をやり川越で能を見て愛川欽也さんの訃報を知る

朝はさいたま新都心へ。今日から月に一度、NHK文化センターで、刊行されたばかりの『昭和天皇実録』を読む講座をはじめる。初回ということで、凡例を読んだりもしたが、本文は7行しか進まなかった。大変なのは、読み方。なにしろルビがほとんどふられていない。全部で19巻にもなるらしいが、果たしてこれをどう読んでいったらいいのか。

終わってから、北与野へ。駅近くの蕎麦屋。昨日県民ショーで、このあたりでは、「肉汁うどん」なるものがあると言っていたので、入ってみたのだが、なかった。仕方なくけんちんうどん。

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北与野から川越へ。川越は2度目。市民会館までタクシーで行き、「川越能」を見る。これは、先日国学院でお会いした吉武さんがかかわっている。それで招待していただいた。「羽衣」「仏師」「船弁慶」と続いた。この会館、オリンピックの年に建ったもので、老朽化して閉館するらしい。そのファイナルの行事とか。終わってから、蔵里という、前に来た時に昼食を食べたところで、懇親会があった。いろいろな方が見えていた。

本川越から帰り、妻を呼び出してリューゲへ。塾帰りの娘も来て、遅くまで。

愛川欽也さんが亡くなられた。20年前、私がよくテレビに出ていたとき、司会をされている番組に出たことが縁で、愛川さんが新しくはじまったお昼の番組の第1回に呼んでいただいたことがあった。やはり初回で緊張されていたのだろう、愛川さんの手が震えていたのをよく覚えている。ご冥福をお祈りしたい。

April 17, 2015

4月16日(木)女子大の新渡戸記念室をはじめて学生と見学する

午前中は家で仕事。まず、今日の授業の準備。去年のものを半分使いつつ、あたらいい要素を入れていった。残りの時間では、『八紘一宇』の本の宮沢賢治の部分、最後まで書き上げる。

午後は大学へ。「宗教学」の授業をしたあと、演習では、新渡戸稲造の『武士道』を取り上げるので、本館にある新渡戸記念室に見学に行く。学生は3年生だが、来たことがあるというものが一人もいなかった。本館の2階と3階が使われていて、あっという間かと思ったら、6時までかかってしまった。

興味深かったのは、一つには、初期の建物の構想。本館はドーム型が予定されていて、寮も、4つの建物があり、中心にはセントラルキッチンがあって、各寮の建物と結んだ部分が食堂になっているという斬新なもの。すでに寮の建物はないし、ドーム型にもならなかったが、校門がそのままのほか、入った中心の部分は当初のままということがわかった。

後興味深かったのは、学生運動の時代に、女子大でもストがあり、校内で学生がヘルメットをかぶってデモをしていたこと。この時代、学長も4年で交代しているのは、それと関連するだろう。当時の寮の部屋が再現されていて、中まで入って見られるのも面白かった。

それが終わってから、吉祥寺に行き、佼成出版社の編集者と連載の打ち合わせをする。

April 16, 2015

4月15日(水)宮沢賢治の法華文学と『昭和天皇実録』にキンドルはどこへ行った

午前中は家で仕事。『八紘一宇』の本、宮沢賢治のところを書き進める。法華文学のあたり。あとは、金曜日のNHK文化センターさいたまアリーナ教室で、『昭和天皇実録』を読む講座をやるので、その準備をする。これが結構大変。


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午後は、SJSへ。途中、編集者が『お墓の未来』の初校ゲラを取りに来る。執筆すれば、ゲラが来て、ゲラが終われば、また新しいゲラが来る。現在は、『戦後日本宗教史』の校正をしているが、これはかなり時間がかかりそうだ。

家にあるはずのキンドルを探しているが、それが見つからない。どこへ行ってしまったのだろうか。『武士道』の本の原文を入れたいと思っているところだが、携帯と違って、呼び出すわけにもいかないし。


April 15, 2015

4月14日(火)二件本の打ち合わせがあり都立図書館では調べもの

午前中は家。『八紘一宇』の本の原稿を書く。相変わらず宮沢賢治の章。10枚ほど進んだ。

午後はヒルズへ。雨模様。打ち合わせが2件。1件は、極楽についての本。すでに「コア原稿」を称して、80枚ほど書いてあるが、それをもとにどう本に仕立てていくかを話し合う。編集者にお任せできる部分が後は多いだろう。

もう一件は、新しい企画。待ち合わせた編集者がなかなか来ないのでどうしたのかと思ったら、スマホのバッテリーがなくなって、電話をかけられなかったらしい。これは、初めて。たしかにそういうこともある。この本の企画は少しゆっくり進めたい。

あとは、今日届いた『戦後日本の宗教史』の初校ゲラをぼちぼち見ていく。

そのあと、雨の中を歩いて、都立中央図書館へ。『明治天皇紀』の最初の部分をコピーしてから、田中智学の戯曲「佐渡」を少し読んで、宮内省の機構について調べる。

帰り、有栖川公園を歩いて、広尾の駅まで行ったが、雨でしたがぬかるんで歩きにくい。そのまま帰宅。

April 14, 2015

4月13日(月)韓国KBSテレビの取材を受けてオウムについて語るが戦前の日本の軍国主義との関係が気になる

一日家にいた。天気も悪いし。

仕事としては、『宗教』の翻訳本で校閲から上がってきた疑問に答える。それから、共同通信から頼まれていた『謎解き般若心経』の書評を書く。これは、2枚ほどで短い。そのあとは、『八紘一宇』の本の続きで、宮沢賢治の章に入る。これが、10枚ほど進んだ。それから、岩波講座で書くものについて、レジュメを作って送る。

午後には、韓国のKBSのテレビクルーがきて、インタビューに応じる。日本についてのドキュメンタリー番組を作るらしい。聞かれたのは、主にオウムについて。地下鉄サリン事件20年ということで、いろいろと聞かれる。韓国の宗教事情について、最近では、無宗教が増えているとのこと。韓国でも、経済成長が一段落すると、日本のような状況が生まれるのだろう。キリスト教の進展も限界に来たに違いない。これからは、新宗教的なキリスト教が退潮し、もっと穏健なものに移行していくのではなかろうか。

今、最近岩波文庫で出た丸山真男『超国家主義の論理と心理』を読んでいるが、軍国主義の話、オウムと重なってきて興味深い。丸山の議論は知っていても、オウムの事件を通してそれがピンとくるという感じだ。日本はそれから少しも変わらなかったのだとすれば、それを日本人の精神のあり方の基調としてとらえることも可能になってくる気がする。

April 13, 2015

4月12日(日)平成中村座の桜席をはじめて体験して面白かった

土曜日はほぼ休み。ちょっとだけ、原稿に手を入れた。

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日曜日は、朝から娘と浅草へ。浅草寺境内の平成中村座の公演を見るため。ただ、チケットが昼の部、夜の部とも2枚しかないので、親は交代で見ることになった。娘だけ、ずっと通し。

昼の部は、桜席。舞台の横の席で、これが中村座の名物。これまで体験したことがなかったが、かなりおもしろかった。舞台裏も見られるし、芝居が近い。役者の姿に生で接しているという感じがより強くなる。最初の「角力場」、濡髪と長吉とのやり取りなど、まさにその場で聞いているかのよう。「勧進帳」でも、ちょうど目の前に富樫がいて、それが弁慶に迫ってくるのを、弁慶と同じように感じている気がした。得難い体験だった。

ここで、妻と交代し、私は、ヒルズへ。『お墓の未来』の本の初校ゲラを見ていった。電車のなかでも見たので、最後まで終わった。

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終わってから、また浅草へ。夜の部の最後の「幡随長兵衛」を見る。こちらは、桜席ではなく、一階うしろの竹席。それでも、最初の劇場内の場面、距離が近いので、ほかの劇場で見るより面白く感じた。交代する前、外に居たら、劇場のなかの声が外に聞こえるのがわかった。それにつられて、舞台の後ろに行ってみると、「高杯」の最後で、後ろがあき、そこに用意された桜が見られるようになっているのを知る。これをお目当てにしている人々が数人いた。

April 11, 2015

4月10日(金)『お墓の未来』という本では故郷の消滅についても語っている

午前中は家で仕事。『八紘一宇』の本の第2章を書いていく。一応、この章は終わって、どうして田中智学が八紘一宇に行きついたかまで書いた。一度見直さないといけない。

午後はSJSの事務所へ。葬儀24.の近藤さんがきて、0葬プランの最終的な打ち合わせ。これでチラシもできるだろう。途中で、編集者が来て、『お墓の未来』のゲラが出たので、それを渡される。来月の終わりの方には出る予定になっているが、そのなかで故郷が消滅しつつある話もしている。実家がなくなると、故郷がなくなり、そうなると同窓会にもいかなくなる。それで故郷との実質的な縁が切れるということが、今進行しつつあるのではないだろうか。

そのまま家に戻る。夕食は寒いので鍋だったが、天候が悪いので、魚真にはろくに魚がなかったらしい。そのため、豚肉とカジキマグロ、エビ、アサリで、なんだかこってりという感じになってしまった。もう少しあっさり目がよかったが、悪天候ではしかたがない。そういえば、SJSでも、自然葬の実施がとどこおり、延期続きになっているらしい。季節の変わり目は天気が悪いが、今年はとくに寒いし、雨は降るしで、さんざんだ。

April 10, 2015

4月9日(木)大学の授業がはじまってしまった

午前中は家で、まず大学の授業の準備。今日からまた新しい学期がはじまる。準備は比較的簡単に終わったので、後は、書いている本の原稿の続き、田中智学について書く。

午後は大学へ。去年は、演習があってから、授業という形になってこれが不便だったので、逆にしてもらった。最初が「宗教学」で、全体のイントロダクションになるような話をしたが、今年は、去年とは内容を変えて、女子大向きの話にしようと思っている。通過儀礼を軸にすることにした。

次が、「思想史演習」。今年は、大学の創立者でもある新渡戸稲造の『武士道』を取り上げることにする。10人程度の学生が来ていたが、今年はすでに私の授業をとったことがあるというのが4人ほどいた。自己紹介などしてもらったが、まだ、慣れないので雰囲気もかたい。

授業が早めに終わったので、吉祥寺まで歩き、ディスクユニオンにも寄るがめぼしいものもない。一時はレコードを積極的に集めていたが、アキュドリックが来てから、ハイレゾ音源の方がインパクトがあり、レコードはおとなしくなってしまった。LP12のアップグレードをしないと、だめなのだろうが、そうお金をかけているわけにもいかないので、レコード熱はしばらく沈静化の気配。

経堂に戻ってコーヒー屋に寄るが、豆がかなり高くなっている。円安はそういう面ではまったくありがたくない。

April 08, 2015

4月8日(水)田中智学について書いていてようやく面白くなってきた

一日家で仕事。というか、4月にしてはまれにみる寒さ。東京でもかなり雪が降ったところがあるらしい。世田谷は、雨だった。ただ、寒いとは言っても、真冬とは違う気がする。それを妻に言ったら、建物が冷たくなっていないせいではと言われたが、果たしてそうだろうか。

仕事は、『八紘一宇』の本を書いていく。はじめにはすでに書いて、第1章も途中まで書いたが、あまりうまくいかないので、最初から見直し、かなり直した。それが第2章に入って、田中智学の多面性について書きはじめたところで、書くことが面白くなってきた。智学については、山口昌男さんがいろいろと書いていて、智学がたんなる宗教者におさまらないことが明らかになっているが、その後継者田中香浦が書いた『田中智学』を読むと、そのあたりがはっきりする。それにしても多彩な才能だ。そうしたことと、国柱会の発展なり、日蓮主義の社会への浸透は無関係ではないだろう。宮沢賢治が国柱会に入会したことも、それと関連付けると面白そうだ。

4月7日(火)娘が中学の入学式で「新入生誓いの言葉」を述べた

娘の中学入学式。あっという間に小学校が終わった感じがする。実は先日、中学校の方から電話があり、娘が入学式で、新入生代表として誓いのことばを言うことになった。時間もあまりなかったので、家じゅうがばたばた。せっかくの晴れ舞台だということで、ビデオも買ってしまった。

娘が行く中学校の校長はかなりユニークな人で、生徒の要求をいくらでも受け入れて、自由にさせてくれるらしい。式辞でもそんなことを言っていた。たとえば、月に一度ある土曜登校の日は、カジュアルウエア―デーになっていて、制服ではなく私服で登校することになる。


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来賓あいさつや祝電の披露があって、そこで誓いの言葉。実は、冒頭の部分以外、私は何がそこに書かれているか知らないし、家で練習をしているときには聞かないようにしていたので、まったくはじめてそれを聴く形になった。娘は4年生くらいから急に作文がうまくなり、最近は相当に大人びた文章を書くようになっていたが、今回もなかなか堂々としていてよかった。周囲も、うちの娘が選ばれるとは考えていなかったようで、一様に驚いていた。とにかく無事すんでほっとした。

午後は、編集者との打ち合わせが一件あり、あとは原稿書き。ただ、書いたものが気に入らないので、10枚以上分破棄して、改めて書き出したのではかがいかなかった。

夜は、撮ったビデオを家族で見る。

April 07, 2015

4月6日(月)中村小山三の訃報を知る

一日家で仕事。『八紘一宇』という本を書いていく。八紘一宇がどのようなものであったのか、まず宮崎の八紘一宇の塔の来歴からはじめてみた。これだけでもいろいろ出てきて面白い。調べなければならないことがいろいろあるので、17枚しか進まなかった。

午後、編集者と落ち合うはずが、うまく連絡がとれなくて、会えなかった。明日に順延。図書館で本を借りて帰る。最近、15冊まで借りられるようになった、かなり便利になったが、返すのがより面倒になったともいえる。

夜、ツイッターで、中村屋の小山三丈が亡くなったということを知る。94歳、大正9年生まれだというから、亡くなった父と同じ年の生まれだったことになる。最後に見たのは、いつだっただろうか。そのとき、以前に比べて、老いが目立つ世に感じたのを覚えている。

それから、平成中村座が最初にはじまったとき、それを見に行って、ダンディーな格好で楽屋入りする小山三の姿を見て、驚いたことを思い出す。ご冥福をお祈りしたい。

April 05, 2015

4月3・4日(金土)リニューアルされた「そこまで行って委員会」と慈尊院の秘仏公開に高野山開創1200年

朝から大阪へ。たかじんの冠がなくなった「そこまで行って委員会」に出演するため。収録が12時半からなので、6時おきになった。局について、同じ番組の別のコーナーに出演する池田信夫氏と武田邦彦氏にあいさつする。武田氏は、この前高校の先輩だということが判明したので、後輩として挨拶する。池田氏と武田氏は、番組で対決するので、まったく話もしなかったのが面白かった。

番組は、委員会のメンバーも変わり、それで雰囲気が変わったのか、あまり突っ込まれることもなく、たんたんと進行した感じで、これはどうなのだろうか。

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終わってから京橋駅へ出て、京阪線に乗り、平安神宮へ。その神苑がしだれ桜で有名。天気が悪かったのがやはり残念だが、雨はそれほど降ってはいなかった。そこから歩いて、リッツカールトンへ行き、お茶をしたあと、また歩いて祇園へ行き、例によって「かわもと」。紅ズワイガニがなんと2000円で一匹。同席したお客さんとにぎやかに。そこから、歩いて宿の「コープ・イン」へ。ここしかまともな値段で泊まれなかった。


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翌日は、河原町から梅田へ出て、なんばから南海の高野線。九度山へ。歩いて、慈尊院まで行く。21年に一度開帳される国宝の弥勒仏を見るためだったが、本尊の前に網戸のようなものがあり、あまりよく見えない。なんたることか。しかし、なんとか拝見したことになる。

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道の駅まで戻り、そこで昼食をとったあと、また九度山駅から高野山へ。開創1200年ということで、出かけてみる。相当に混雑していて、たくさんの人。四国遍路の人たちが多かった。金堂へ行ってみると、ちょうど法会をやっていた。それを見学する形になったが、後で聞いたら、曹洞宗の永平寺の僧侶の人たちがお祝いに来てのことらしい。これは、声明を聴く感じになったが、やはり本堂で聞くと、劇場などで聞くのとは違うありがたみがあった。最後に霊宝館による。先日サントリーで見たものばかりだが、この霊宝館、建物が古いのか、展示の仕方がぞんざいなのか、八大童子などまるでありがたみがなく、観覧者も素通りしていく感じだった。


4月2日(木)歌舞伎座雁治郎襲名興行初日に行く

4代目雁治郎襲名興行が歌舞伎座であるので、それに出かける。初日。やはり江戸では、雁治郎になじみがないのか、決して満席ではない状態。雁治郎の襲名興行は、2月の大阪松竹座でも見ている。

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演目としては、最初が扇雀の「碁盤太平記」。これは、戦後2度目の上演ということなので、見たことはない。「仮名手本忠臣蔵」の前身のようで、近松の作だが、明治に渡辺霞亭が改作したもの。この霞亭という人、たしか天理教の教祖伝も書いていたはず。いかにもという話になってはいるが、長たらしく、仮名手本の9段目には到底及ばない。扇雀の大石もどうか。次は、「六歌仙」で、ベテラン俳優が次々に出てくる。ただ、三津五郎が亡くなったのは大きく、踊りで話して見せらるのか。そもそも「六歌仙」の内容に問題があるのかもしれない。最後に、「夕霧」で、雁治郎が出てきて、襲名公演ということになった。劇中で簡単な口上もあった。

夜の部は、最初の演目をスルーして、有楽町のビックカメラにビデオカメラを買いに行く。これが急に必要になった。戻って、「成駒家歌舞伎賑」、襲名という賑やかさがあり、最後には山城屋も入れて、成駒家5人の口上が簡単にある。次が、襲名の「河庄」。実はこれははじめて。雁治郎は熱演だが、相手の梅玉が喜劇的に対応できないので、面白みに欠ける。芝雀もどうか。最後は、「石橋」で、場内は喝采。

一応名のある役者は出ているが、雁治郎にからんではいないので、なんだか物足りない襲名興行になった。


April 02, 2015

4月1日(水)仕事はいろいろで翻訳本のゲラを渡し床屋へ行く

ほぼ一日家で仕事。原稿の直しからはじまって、アゴラに「政治家としての三原じゅん子を侮ってはならない」を寄稿する。注目度は高いようだ。

ほかに、新しい本のはじめにを一つ書き上げ、もう一つの本のはじめにを書き始める。並行して書くことになるのだろうか。実際には、片方を先に進めることになりそうな気もするが。

午後は、『宗教』の翻訳本のゲラを経堂で編集者に渡す。あわせて、『昭和天皇実録』の裏話をまた聞かせてもらう。いちいち興味深い。この本、思っていたより読みやすい。

打ち合わせが終わってから床屋へ行く。

夜は、DeNAと広島の試合をBSで見る。DeNAなかなか好調で、戦力が整ってきた。この調子でいってほしい。

April 01, 2015

3月31日(火)『宗教』という翻訳本のゲラを直していると新刊『世界でいちばんご利益のある宗教は何か』の見本が届く

午前中は家で仕事。『ビジュアルではじめてわかる宗教』という翻訳本のゲラを見ていく。量があるので、結構大変。ここ数日ちょこちょこやっていたが、締め切りが迫っているので、頑張らないといけない。

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今度出る『世界でいちばんご利益のある宗教は何か』(徳間文庫カレッジ)の見本が届く。久しぶりの新刊で、文庫オリジナル。なんとなくつい最近まで、文庫ではなく、単行本かと誤解していた。ご利益スポットがどういうところがあり、日本のなかでご利益信仰がどう形成されてきたかを追い、世界の宗教と比較し、最後にご利益を得るための方法を示した。それから、東京書籍にお願いしていた『昭和天皇実録』が届く。

午後は、ヒルズへ。雑誌『いきいき』の取材で墓についてインタビューに答える。この雑誌の編集長が、前朝日にいた矢部万紀子さんだと知って驚く。その後、翻訳のゲラチェックを何とか終えて、帰宅する。

夜、『昭和天皇実録』を読んでみたが、やはり読んでみると、意外なことがわかってくる。誕生直後の昭和天皇は、真言密教僧による祈祷を受けている。これは興味深い話だ。

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