5月2日(土)危うく歌舞伎座のチケットを無駄にするところだった
朝、うっかりして歌舞伎座昼の部をとっていたのを忘れる。気づいたのはもう開演時間に近づいていた。慌てて家を出る。結局、「摂州合邦辻」には途中から。後半のいきなり山場に入っていく形になった。これは、3階席なので、高いところから、場内が集中している雰囲気のなか、物語世界に降りていく感じで、その感覚はこれまで味わったことのないものだった。後半は無事にみられたが、前半はどうだったのだろうか。
次は、珍しい「天一坊」。テレビでは見たことがあるが、実際にははじめて。菊之助の天一坊、悪いやつが魔が差したというより、最初から、ご落胤の上品さがあり、それがちぐはぐ。伊賀亮の海老蔵は完全な悪役で、それに比べると、ますます天一坊が悪に見えない。本来なら、上品さが足りず、それを伊賀亮によって直されるという話の展開なのではないかと思ったが、そうはなっていない。途中、松緑が出て、久しぶりの三之助。昔はよくこの組み合わせで見たが、最近は本当に珍しい。ちょっと不完全な天一坊だった。
終わってから、群馬のアンテナショップでお茶をして、サウンドクリエイトに。新しいDSも聴かせてもらおうとしてのことだが、ベーゼンドルファーのスピーカーが面白かった。ピアノの音がそのままで、それには圧倒されるが、音楽としての華やかさがない。これはかなり変わったスピーカーだろう。ほかにいろいろと質問して、納得。
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